判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014158

感想・レビュー・書評

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  • いろいろな意味で青柳碧人さんらしい作品.
    全体的なテンポの悪さと,設定や周りのキャラクタが非常に変わっている一方で主人公やヒロインが没個性で魅力がないのがマイナス.これは「朧月市役所妖怪課」と同じ印象で,一気に読み進めるのがツライ.「浜村渚」シリーズはヒロインも変で魅力的なので,それだけでグッと面白くなっているのだけど.
    その一方で設定のぶっ飛び方は他の人には書けないであろう中々のものなので,どちらかといえばTVドラマや舞台などの脚本にして映像化・舞台化すれば今の司法制度への皮肉も込めた社会的な作品となって,そこそこ面白くなりそう.

  • 浜村渚の計算ノートを書かれた作者さんの作品。裁判の中継がテレビでエンタメ化され、キャラのある裁判員さんは芸能界に入る世界(パラレルワールド)。アイドルグループもCSB法廷8。完全に48グループの流れですよね。いやー、面白い。

  • 裁判がテレビ中継されエンターテインメント化された近未来の日本を描きます。
    そこで生まれた裁判アイドル(裁ドル)CSB法廷8。
    このだじゃれを伝えたいために作者はがんばったような気がします。笑
    中身はねえ、裁判員制度について結構考えさせられるよ。
    20170930

  • (2018-07-27L)(2018-08-16L)

  • 裁判員裁判がテーマになっていたので序盤で読むのを断念

  • 文句なしに面白かったです!法廷ものとしても十分楽しめるのですが、裁判が完全にエンターテイメント化して、テレビ中継されている世界なので、3人の裁判官と6人の裁判員が3ヶ月(1クール)にわたって一つの事件を担当し、法廷からの生中継で高視聴率をかせぎだします。
    テレビ中継に至る経緯にはなるほどと思わせる説得力があり、読んでいて引き込まれました。もしもテレビ中継されることになれば、書かれているような展開になるのかもしれません。よい面もわるい面も含めて、人が人を裁くということを、改めて考えさせられました。

  • こんな時代がきたら嫌だ。

    テレビじゃないと一般市民の考えを変えられない?
    この本自体が、一般市民が法について考えるきっかけになると思う。

  • 裁判が中継される話。

    裁判の内容は忘れてしまった(笑)

    陪審員たちが事件の真相を理解しようとする間に、それぞれの生活もテレビによって変わる話。

    メディアって怖い

  • 文庫版に追加になった、解説を読むのが目的。

  • ラノベっぽいので一瞬敬遠したのですが、
    東川篤哉さんの帯に釣られて買ってしまいました。
    (「東川作品よりこっちの方が面白そう!」って奴です)

    それと前にいた職場で法律を扱っていたもので、
    法律関係の小説にはついつい手を出してしまうという点も
    購入を後押ししたのでした。

    まぁ、設定から主人公の行動、各キャラの言動にいたるまで、
    全くもってリアリティのかけらもなく、
    完全なるフィクションだなぁという感じですが、
    法廷をエンタテイメントにするという発想を突き詰めたのは
    単純に面白かったですね。

    行列のできる法律相談所という番組が
    ほとんど法律を扱わないのが不満だった自分としては、
    こういう法律バラエティがあってもいいなぁと
    普通に思った次第です。
    ま、法務省が認めるわけないとは思いますけど。

    しかし面白い設定を思いついたものだなぁと思います。
    法務省が法曹ならぬ放送とタッグを組み、
    国民が興味を持つ事件について1クール12回で番組にするという
    ふざけた設定ながら、実際にあったら面白そうな、
    そんな設定なのです。

    そこに法廷アイドルとして、
    CSB法廷8(しーえすびーほうていえいと)なる
    アイドルグループが絡んでくるあたり、
    悪ノリもいいところなのですが、
    まぁ設定が設定だけにそれすらも受け入れられちゃいます。

    実際の裁判員制度とはかなり異なる描写だらけでしょうけども、
    ちょっと裁判員制度に興味があるというレベルの方であれば、
    面白半分で読んでみても良いかなとは思います。

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著者プロフィール

【青柳碧人(あおやぎ・あいと)】
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、小説家デビュー。「浜村渚の計算ノート」シリーズはロングセラーの大ヒットとなり、「月刊少年シリウス」でコミカライズもされている。他の著作に、「ヘンたて」シリーズ(ハヤカワ文庫JA)、「朧月市役所妖怪課」シリーズ(角川文庫)、「ブタカン!」シリーズ(新潮文庫nex)など著書多数。

「2018年 『上手な犬の壊しかた 玩具都市弁護士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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