肉小説集

著者 : 坂木司
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年11月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014271

作品紹介

ロースカツ、角煮、生ハム……。何だかお母さんが煩わしいときも、年をとって格好悪かったりするときも、お肉を食べて前を向けばちょっぴり変わっていけるはず。心とお腹にしみる、おいしくてあたたかな短編集。

肉小説集の感想・レビュー・書評

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  • 豚の部位が出てくる短編集。色々な短編集があるが、豚の部位という発想がもう面白い。坂木さんは肉屋さんで豚の部位図を見て思いついたそう。タイトルの「肉小説集」というのがまた、そのまんまなネーミングでつい手に取ってしまう感じ。
    どの話も基本主人公がぼやきまくっている。心の声がほとんど文句。でも、なんだか憎めない面々です。豚の部位がどうお話と絡んでくるのか…と思ったけれど、案外豚肉って話の中に出てきても違和感ない。そして、すぐにでも食べれそうな物が多い。豚肉美味しい!と思えるような料理小説ではないけれど、逆に私は豚肉食べたくなりました。

  • タイトルそのまま。
    豚肉の部位に絡めたお話。
    当然、その部位の料理も出てくるので、読み終わったらお肉が食べたくなる。

  • いろんな坂木司が楽しめる
    アメリカ人の王様と魚のヒレが好き

  • 肉は豚肉。
    trottdrsにはじまりhamまで。

    武闘派の爪先は、はらはらしたし、ほんの一部もドキドキした。
    発想がいいなあ。

  • 肉と言えば牛なんですけど、と思っていたら、あとがきで坂木さんも触れてらしたので
    ホントに私のツボをよくご存じ、と思った次第。料理の登場する話としては珍しく
    嫌いとか苦手というところから入る、変わった切り口だった。で、好きになるかというとそうでもなくて。
    不思議な感じ。「ほんの一部」がお気に入り。

  • なんとも不思議な豚肉の部位を絡ませた短編集。
    すごい企画です。

    坂木さんの小説は大抵読みました。
    人の死なないミステリー、さわやか系 というのが多いのですが、
    この本は、微妙です。「短劇」の次に、私にはあいませんでした。

  • 人の想像力 は 素敵です
    その 想像力を きちんと人に届けることができる
    作家という仕事は 素敵ですね
    もちろん 生み出されるまでの苦しみも含まれた上でのことですけれども…

    たしかに「肉」にまつわる
    あれやこれや

    軽妙洒脱に それでいて しみじみとした滋味も
    感じさせてもらえる短編集でした

    それにしても
    この タイトル「肉小説集」!
    他にどんなタイトルが候補にあがっていたのでしょう
    少し 気になるところです

  • 感動、とか、何かが心に残った、とかないけれど、通勤電車で読むにはよかった。
    6つのお話があり、それぞれに豚肉の部位がテーマになっています。
    私が気に入ったのは「魚のヒレ」かな。
    でも、割とすべての話が当たり障りなく、不快なところもなく進んでいくので、立ち止まることなく最後まで読めます。
    何かを期待して読んだらガッカリかもしれないけれど、私にはよかったです。

  • さくっと読めておもしろかった…おもしろかったのだけれども。

    最近の坂木司は文体も内容もどんどん軽い感じになっているようで少しかなしい。
    どことなく香月日輪のような印象も受けた。

    デビュー当時のような繊細な文章はもう書かれないのだろうか。

  • 肉小説集、ってタイトルがそそりますね〜〜
    文字通り、肉(豚肉)の部位が順繰りに出てくる短編集。
    ハンパすぎるヤクザ、結婚間近の男、高校生、中年サラリーマン、大学生、小学生 と主役もいろんな年齢層にまんべんなく散らばるが、全部 男。
    それも、とんかつとかホルモンとかリブとかをガツガツ行く系ではなく、やわらか〜〜く甘〜〜く もしくは薄〜くさっぱ〜リの軟弱系肉料理が好きな胃下垂系(?)男子ばっかり出てくる(笑)
    最初が結構ブラックなお話だったので、お?と思ったけれど、だんだんイイネ系のエピになっていきました。
    折角だから、もそっと、肉について語ってほしかったかな。
    ま、消化のいい本でした。

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