シフト (下) (角川文庫)

制作 : 雨海 弘美 
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 106
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014417

作品紹介・あらすじ

2212年、ポーター仲間のキャムがIT部の荷を運んで爆死した。ミッションは失われた世界の記憶をもつ、からすを頼るが、サイロ18の彼らに魔の手が迫っていた。一方、サイロ1で自分を取り戻し「第三シフト」に入ったドナルドは、サイロの外に出た"清掃人"の処遇を任される。瀕死の50のサイロの命運を握るドナルド。暴動を生き延び、サイロ17に取り残された少年ジミー。圧倒的な筆力で滅亡後の地下世界を描く三部作、第二部。

感想・レビュー・書評

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  • 3 サイロを作る際の計画が少しずつ明らかに。スクリーンを作るのは、人間の少しは外を見せておかないと時には死の恐怖を押しのけて外に出ようとする習性があるかららしい。サーマン、心理学者ヴィクター、科学者アースキンで計画された計画が少しずつ見えてきてなかなか面白い。

  • 核崩壊後の世界、生き残るも苦悩。人類は何のために文明を発展させるのか。設定が面白く単なるSFではない。

  • *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50104870&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 「ウール」の続編にして前日談。
    どのようにしてウールの世界は出来上がったのか、何故サイロの外には住めないのか、サイロを統括するものは誰なのか、秩序の書とは何か、が300年の歴史とともに語られる。そして「シフト」の主人公は300年間通じてまさかの同一人物。サイロ全体の統括者にして、冷凍睡眠と覚醒を繰り返しイレギュラー発生時にはサイロの生殺与奪の権限まで持つ、神のような存在。
    しかしながらこの世界が始まった際は、サイロの設計者にして当選1期目の下院議員。サイロ計画の全貌も知らないままに、いつのまのにか最高責任者になり300年後のジュリエット清掃放棄というイレギュラー事象に対応する事になる。
    中々壮大な話であるが、前作の様な爽快感は無い。SF的な新しいガジェットは何もなく、ストーリーだけで読ませる。コニーウィリスから情緒的なものを除いた感じ?
    いや、凄いストーリーテラーだ。前作に登場した「ソロ」が登場し、遂にジュリエットと遭遇するまでが描かれる。最終作を乞うご期待!という趣だ。
    完結編が楽しみ!

  • 上編に続き、ザワザワ…な展開です。

    トロイ(あえてトロイと呼ぶ)が少しずつ壊れていく…

    ザワザワ…

  • ウールほど一気に読めなかった。読むのつらい。

  • だんだん世界が見えてきたけど、なんだろうこの粛清劇。そうして清浄化する世界ではなさそうだし、完結編に期待。

  • 時間軸が二つ並行して進んでいくので、どうつながるのだろうと思いつつ読んだ。何かこの世界だってこういう展開も起こりうる感じがするので、恐ろしい。
    ジミーの孤独を思うと苦しい。
    さてダストはどうなるのか楽しみです。

  • 緻密に計算されたW・O・O・Lをぶち壊すのが、この時点の人類にとって良いことなのか悪いことなのか

    W・O・O・Lが達成された暁には、世界にはアーミッシュのような村だけという理想郷が実現されるかな、それとも実はサイロ群のまわりだけ汚染されている実験的閉鎖社会で世界は破滅してなかったとか

    進撃の巨人を読んだときみたいに、いろいろと妄想が膨らみます。

  • 前作「WOOL」同様、「SHIFT」も分かりやすいタイトル(笑)
    「WOOL」の前日譚で、確実に話が繋がっているのが嬉しい。

    何故外は人が住めない世界になっているのか?
    何故サイロが作られたのか?
    段々とこの世界の全体像が見えてきました。

    ジミー少年のくだりは、若干冗長に感じる部分もあるのですが、
    これが第三部で生きてくるのかも、と思うと素通りできません^^;
    扉の外では、人々が奪い合い殺し合いをし、
    父も母も既に死んでしまったジミーの心細さ。
    いつ扉の暗証番号が破られるか分からないという状況。
    想像するに余りありますね。。。

    第三部の翻訳が待ち遠しいです。

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