スペイン岬の秘密 (角川文庫)

制作 : 越前 敏弥  越前 敏弥  国弘 喜美代  国弘 喜美代 
  • KADOKAWA/角川書店
4.19
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本棚登録 : 70
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (489ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014561

作品紹介・あらすじ

北大西洋に突き出したスペイン岬。その突端にあるゴッドフリー家の別荘で、殺人事件が起きた。休暇中のマクリン判事のもとに遊びに来ていたエラリーはその捜査に付き合わされることに。国名シリーズ第9弾。

感想・レビュー・書評

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  • 真犯人はわかった。ただし、トリックの予測は的外れだった。

  •  ローマとスペインは中学のころ井上勇訳で読んでいる。それもあって、新訳で再読する気になった。奇しくも国名シリーズ第1作と最終作。
     被害者が同情の余地なき悪人である点、あるべき衣類が見つからない点、両作品は似ている。その分クイーンの作家的成熟が味わえた。
     眼鏡を外したエラリーが美男であることを女性に指摘されるくだり、何処かで読んだ記憶があった。スペイン岬だったのか。
     情報たっぷりの解説も読み応え十二分。

  • この怪物を倒すには灰色の脳細胞が必要だ。

  • エラリー・クイーン国名シリーズ9作目。
    この表紙の本ははじめて読みましたが、エラリーって黒髪だったんだ…とびっくりした話。

    犯人は、多分この人だろうなー、というのはわりと想像がつくのですが、ではどうやって、となるとなかなかにわかりませんでした。
    というか、わかろうとして読んでいませんでした。
    読者への挑戦状ありますので、そういった読み方もまた楽しそうではあるけれど、どうしても速く読む方を重視してしまいます。

    面白かったです。

  • 予備知識0で読めたクイーン国名がこれだけのためか新鮮味がありました。内容もすっきりとしていて非常にわかりやすい。姪と叔父が散歩をしていると隻眼男は叔父さんを「別の男」と勘違い。姪は訂正を試みるものの、叔父さんは誘拐されてしまいます。そして、屋敷ではその「別の男」が殺されているのが発見、しかもマント以外は何も身に着けていない。今回は、犯人ともろもろが大体当てられました。もちろん勘。絡まった人間関係、事件の裏で動くドラマが魅力的です。あとがきで明かされた伏線が憎らしい(笑)最後の最後ににやけさせて頂きました。

  • まれに見るスッキリ具合
    しかし、相談できない家族は悲劇を巻き起こしますね
    この訳はなんだか昔に近い感じがする

  • 謎そのものは小粒で短編レベル。「何故被害者は全裸だったのか?」という謎だけから犯人を特定してしまうロジックは鮮やかでお見事ですが、では「何故犯人はそんな格好で犯行に及んだのか?」という疑問が浮かび、あまりすっきりしません。
    しかし、恐喝される夫婦たちの人間模様や、テイラー、マクリン判事の活躍が面白く、小説としての読み応えはあると思います。

  • エラリー・クイーンの国名シリーズ。
    発刊順に楽しみながらじっくり取り組んでいる。
    さすがに定評のあるロングセラーのものには(新訳だけど)
    それなりの訳がある。
    今回もパズル構築が素晴らしい。
    国名シリーズ一作一作どれを取っても、どれとも似ていないし、エラリーの魅力が如実に表わされている。
    ついでに申し添えますが、表紙絵にかなり翻弄されている。

  • スペイン岬の所有者ウォルター・ゴドフリーの屋敷に集まった人々。コンスタブル夫人、マン夫妻、ジョン・マーコ。ゴドフリーの義弟ディヴッド・カマーがゴドフリーの娘ローザと共に誘拐される。マクリン判事の招待でやってきた屋敷から発見されたローザ。犯人は近くに住むキャプテン・キッドと呼ばれる男。マーコと間違われ誘拐されたカマー。カマー誘拐の夜に殺害されたマーコ。全裸でマントを羽織った遺体。マーコに求婚されていたローザ。事件直前に姿を消したゴドフリーの妻ステラの女中ビッツ。捜査の過程で明らかになるマーコの正体。恐喝の為に集められた人々。新たな恐喝者。追い詰められたコンスタブル夫人の自殺。逮捕された恐喝者の事件当夜の証言から真相を見抜くエラリー・クイーン。

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プロフィール

フレデリック・ダネイ(1905-1982)、マンフレッド・ベニントン・リー(1905-1971)のいとこ同士のユニットのペンネーム。クイーン名義の処女作『ローマ帽子の謎』(1929年)以来本格探偵小説の旗手として多くの作品を発表。本作は「エラリー・クイーン・ジュニア」名義で発表された、少年探偵が主人公のシリーズ。

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