11月のジュリエット

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  • KADOKAWA (2014年9月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041014608

作品紹介・あらすじ

高校二年の優香は、乗り込んだ飛行機で乗客が次々に死亡する事件に遭遇する。地獄と化した機内に降り立つ、謎の美青年たち。彼らの背負う哀しい使命と、名もなき花に秘められた真実とは!?

感想・レビュー・書評

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  • 描写が生々しく残酷だった。あまりに絶望的な状況から始まるので、ページを捲る手が進む。
    双方の事情があるにしろ、惨い、、。

    優香が最初生き延びたのは、鼻血が出てティッシュを詰めていたからなのかな?

  • 2024.5.24 読了

    たまたま 同じ飛行機に乗り合わせた
    高校生男女や 青年、おじさんが
    まさかの飛行機事故に。

    この事故も 理由があった。。。

    絶望しかなく、ぶっ飛んだ設定で
    どうなるの??と思いながら読みました。


  • 世界観や設定はおもしろいのに、肝心なことが何もかもはっきりしない感じで残念だった。

  • 高校2年の優香は乗り込んだ飛行機で、謎のガスにより乗客が大量死する事件に巻き込まれる。
    生き残ったのはわずか5人。
    地獄と化した機内に現れた4人の美青年たちは「NJ」という研究のデータを奪うため、秘密に触れた優香たちをも葬り去ろうとする。
    4人と対峙するうち、生きることに無気力だった優香は変わり始めるが―。
    閉ざされた飛行機で、凍えるアラスカの地で、少女は“生”を見つめ直す。
    (アマゾンより引用)

    死ぬときの描写が…

  • 高校の修学旅行でアメリカ行きの飛行機に乗っていた優香。突然の激しい揺れに乗客は脅え
    それが収まった直後ガスが発生する微かな音がした。そして耳をつんざく絶叫が炸裂する…
    優香の目に入る範囲全ての人間が劇的に苦しみ出したのだ。乗客の生存者は僅か5名だった。

    ほとんどの乗客が壮絶な死を遂げた中、姿を現したのは犯人とぼしき超絶美形の四人組だ。
    その美しさにおいて彼等ははっきりと異質だった…。青い花が導く美しきサバイバルロマン。
    美形揃いの涼しげな犯人グループと、ずたぼろになった生存者グループの対比がすごい。
    地獄絵図のような機内で、生きるための努力が出来るのか。圧倒的な力の差をつきつけられ
    それでもなお生きる希望を持てるか。うーん、キレイだけどなかなかキッツい作品でした。

  • 美しさの後にグロいのがきて、ちょっとビックリ
    でもスピード感があって目が離せなかったです。
    白山さんが最後まですごい。
    梅木ちゃんが薬効かなかった理由、はぐらかされていたけど、実際なんだったのか気になりました。

  • 07/08/2016 読了。

    図書館から。

    …微妙か。

  • 意味がよくわからず読み進めてしまった感じ、途中で、ん?なんかターミネーターみたいな話?とか思ったりして。美しい4人組の男は見てみたい気もしたが・・・とにかくグロい描写が多かった。最初と最後では登場人物すべての印象がガラリと変わって、そこは面白かったけど・・・私のタイプの作品じゃなかったかも。

  • 最初から最後まで、生々しい描写と気が抜けない展開に一気読み必至。

  •  これ、ブッラクの方です。

  • うん、表紙ライトノベル系だったわりに
    虐殺系でした・・・・。
    美形キャラ4人~っと思って読み始めたら
    いきなりの躊躇なき殺しっぷりに引いた。
    その引きっぷりが殆ど最後まで。
    いや、それ以上の地獄を見た、とか、
    規模の問題じゃねーだろっ。
    同じ地獄つくってんじゃねーよ!とつっこみを入れてしまった・・・・。
    なんかみんなの死にざまがあまりにひどすぎて・・・・・。
    姉とのエピソードだとか、いい話いろいろあるんだけどなあ、ちょっと痛すぎて、気持ち悪い読み感でした。

  • 息を呑んでずっと目を奪われてしまうような
    超美形4人のイケメンが出てくる
    大雑把に言うと、腐女子妄想全開な感じの小説。

    小説というより、女子向けのノベルゲームの
    テキストを読んでる感覚。

    ちょっと合いませんでした。

  • …で何だったの?
    R15+ですね…

  • 生きることに悩む女子高生が修学旅行で遭遇したハイジャック。
    犯人である4人の美青年によって4人が生き残り、サバイバルがはじまる。
    実は美青年達はふるさとを救うために未来から使命を帯びて来た者たちだった。

    のめりこんで読めなかった…。

  • 作者らしくない気取った感じの出だしでしたが、女子高生の主人公が登場して飛行機の機中に場面にかわってからは、スプラッタが炸裂、最近は、素直な傾向の作品が続いていただけに、作者の欲求不満の解消作の趣ありと感じました。登場人物のキャラクタが際立っているだけに、ストーリーをまとめるのが難しかったのかなあという印象です。細かいことは気にせずに、どんどんエスカレートしていく戦いの描写を楽しませていただきました。今作の傾向のものも描き続けて欲しいと思います。

  • 今月はやっと10冊。。。
    運命を変えようと過去の世界へやってきてたが。。。
    絶望の目摘む為に関係ない人物たちを皆殺しにしても構わないなんてあんたらの方が非情なんじゃないのかと説教したくなる(笑)

  • 元々乾ルカの作品は神がかっているが、本作品は未来からやってきた、なんて突拍子もない作品だ。福島の原発事故を暗に責めているということか?

  • ラノベっぽい表紙だし、美青年テロリスト出てくるしで、エンターテイメント小説をイメージしてたのだけど、帯に書いてあるように"生"を見つめ直すのがテーマで、壮絶な状況を経て迎えるラストは余韻が残る。

    ただし総合的にはあまり印象の残らないストーリー。
    ミステリ要素やSF要素もあるけど、おまけみたいな感じ。
    テロリスト達は美青年なだけで、共感できる部分がなかったので残念。
    知的にふるまってる割に結局やり方がスマートでない。すでに彼らは狂ってたのかもしれないけどね。

  • あまりにも凄惨なので後半は斜め読みで終了。

  • 国際線の飛行機の中で、突然起こった凄惨なテロ。
    生き残った4人と、殺戮者4人。

    ノンストップアクション映画を観てるような感覚で止められず夜更かし一気読み。
    むごい場面が続くが、徐々に感覚が麻痺してきた感じで
    多分再読すればまた違った感覚がありそう。
    殺戮者側の迷いや嘆きがも少し欲しかったな。

    それにしても乾さんは幅広いなー。
    次はどんな作品を描くのか楽しみ。

    【図書館・初読・11/8読了】

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著者プロフィール

乾ルカ
一九七〇年北海道生まれ。二〇〇六年、「夏光」でオール讀物新人賞を受賞。一〇年『あの日にかえりたい』で直木賞候補、『メグル』で大藪春彦賞候補。映像化された『てふてふ荘へようこそ』ほか、『向かい風で飛べ!』『龍神の子どもたち』など著書多数。8作家による競作プロジェクト「螺旋」では昭和前期を担当し『コイコワレ』を執筆。近著の青春群像劇『おまえなんかに会いたくない』『水底のスピカ』が話題となる。

「2022年 『コイコワレ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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