深泥丘奇談 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 291
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014745

感想・レビュー・書評

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  • これは・・・・深く考えないで雰囲気「怖」を味わうための本だと思います。綾辻さんのTwitterを読む限り、このシリーズはご本人のエッセイだと。全部実話だと。こんなに眩暈に襲われるなんて嫌だ。

    サムザムシ嫌だー!

    このシリーズにスッキリ感を求めてはいけません。

  • ちちちち…とかごごっごごっとか奇妙な擬音が出て来る短編集。
    主人公の周りで起こることは全て主人公の眩暈やその他の体調不良のせいなのか…。
    真相が分らないもやもやとした感じの雰囲気はとても楽しめた。

    妻も三つ子のような医師も看護師もみんな妖しい。

    「丘のむこう」、「悪霊憑き」、「六山送り」はそのものがどんなものなのか、知りたくない。
    怖い…。
    てるてる坊主は途中で想像がついたので驚きはなかったけれど。
    ミステリータッチの「悪霊憑き」の結末は表紙抜け。
    途中の*****とか*******(本当にこの表記というのが何とも…)が怖い…。

    最後で主人公の眩暈の原因でも分かるのかと思いきやまだ続くようなので楽しみでもあり拍子抜けでもあり。
    歪な顔は主人公の幻覚なのか…。

    「この世には不思議なことなど何もない」と言うのが、日本で一番有名な古本屋とは限らないと思ったけれど『幽』の連載ならそうかもね、と。

    カドフェスのために気になっていた本だったけれど、買って正解。
    久々に楽しめた。
    曖昧さがちょうどいい。
    さらっと読めるのでどっしりとしたものを読みたいときには向かないけれど、実話系より楽しめた。

    ホラーは避けているので綾辻行人のアナザーとかその他の怖そうなのは読まないことにしているけれど、これくらいなら読んでみようかな、と思ったり。

  • 京都の地名、固有名詞がおもしろい。ぞくぞくする雰囲気を醸し出す文章が沁みる。

  • あとがきにもあったけど、怪談ではなく奇談という言葉がとてもよく似合う。
    この世界とはちょっとルールが違うらしい世界に突然迷い込んだような語り手の話。

    周囲は何かしら分かっているらしい中で自分だけが分からない、しかも誰もそれを説明してくれない、てのはとても不安になるし、誰々がそういうならそうなんだろう、って納得させてしまうよね。

    解説のもりみーが不意打ちでした。

  • 1話1話が短いので気軽に読めるのがいいです。
    世界観にどっぷりと浸かれます。

    夏、ということで、怪談が読みたくなり手にした一冊です。
    怖い、というよりは不思議、という話が多かったです。
    (2014/07/10)

  • もっとゾクゾクくるホラーかと思ったら、なんだか夢か現か幻か?って感じの奇談?幻想?・・・なんだかコミカルな感じで、頭大丈夫?的なw
    綾辻さんらしくていいなー、ってほくそ笑んじゃう感じw
    いろいろつっこみながら楽しめましたww

  • 日常がじわじわと奇怪なものに侵食されていくさまがとにかく不気味でした。
    ホラーともなんか違う…続きが気になります。

  • 【眠る前のあの時間】
    どことなく恩田陸の月の裏側を彷彿とさせる。私の記憶は白濁して、とろりと流れていってしまう。せめて、希望がかけらでもあればと強く望んだが、そんなことも無く、群れの中に苦しさだけが残る。

  • 静かに不気味、でもどことなくコミカルに思えてしまうのは石倉医師と妻のせいかしら。
    悪霊憑きのようにオチがしっかりしているのもいいけどなんだかわからないまま余韻を残して終わるほうが怪談としては好み。京極堂ネタなんかもありとても楽しめた。

  • 2015年10月20日読了。
    2015年168冊目。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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