表御番医師診療禄 (4) 悪血 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014752

作品紹介・あらすじ

御広敷に務める伊賀者が大奥で何者かに襲われた。表御番医師の矢切良衛は将軍綱吉から命じられ江戸城中から御広敷に異動し、事件解決のため大奥に乗り込んでいく……。書き下ろし時代小説シリーズ、第4弾!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第四弾。

    御広敷伊賀者が大奥で何者かに襲われた件を調べるため、表御番医師から御広敷番へ異動となった良衛。
    慣れないながらも大奥女中の診療をこなす良衛の裏で、様々な陰謀が渦巻いていたわけで・・。
    まさに“迷い込んだらラビリンス、大奥、大奥・・(byレキシ)”という感じです。
    そして、良衛の元に弟子入りした一見熱心そうだった若者も、ふたを開ければスパイだったんかい!と、もう皆ワルばかり。良衛も未亡人の美絵さんにプレゼントあげている場合じゃないですね。

  • 第四弾
    伊賀者の負傷の治療から大奥の中の朝廷側の陰謀
    良衛は大奥係の御広敷に、そして弟子の思惑にも気付かず、更には大奥出入りの商人らと色々

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    大奥の警備に就いていた御広敷伊賀者が、何者かに襲われた。女中が事件に関わっているという。将軍綱吉の命により、表御番医師の矢切良衛は江戸城中から御広敷に職務を移し、真相解明を任されることに。閉鎖的な女社会に戸惑いながらも、良衛は大奥に乗り込んでいくが…。その裏では、綱吉の跡継ぎ問題を巡り、女たちの様々な思惑が交錯していた―。勇ましき剣豪医師が悪事に挑む、書き下ろし時代小説シリーズ、第4弾!


    平成29年9月20日~23日

  • それぞれの企みが次巻に続くのですね。

  • なんだか運命で大奥の医師になってしまった
    陰謀が渦巻く大奥も剣呑極まりないですなぁ

  • 2014.11.06 読了

  • 117

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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