翼をください (上) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014769

感想・レビュー・書評

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  • 空を飛ぶために生まれてきた宿命を持つ・・・
    そんな米人女性パイロットの、あちこちの空を飛ぶ飛行記録を綴った話かと、のんびりと読み始めた。
    ところが途中から突然、緊張感が。
    何しろ彼女の世界飛行計画の裏には、アメリカ大統領も関与している恐ろしい陰謀が。そんな彼女の前に現れるアインシュタイン博士。ルーズベルト大統領が登場し、山本五十六中将も。たちまち史実とフィクションが融合した謀略サスペンスの世界へ。
    と、思いきや、日本の新聞社が主催する世界飛行計画が始まる。
    女性パイロットと、日本の飛行計画、今後どう関連し、展開するのか、下巻が楽しみ。

  • あぁもうなんておもしろいの。
    引き込まれる文体、突然現れる歴史上の人々…
    『楽園のカンヴァス』の時もそうだったけれど、歴史上の人々がとても身近な存在に感じられる。まさに今、目の前にいるかのように。
    世界が戦争へと突き進んでいく中でも、平和を希求し、自らの信念で行動する人々が、そこにはいた。
    下巻、物語がどこへ終着するのか、楽しみです。

  • またしてもどこが史実でどこがフィクションか分かりづらいシリーズwちょっと時代や場所がとぶので感情移入しづらい部分があったけど上巻後半くらいから大分乗ってきました。

    でもねー。ちょっと善人と悪人の描写が水戸黄門過ぎるきらいがあるかな、と。

  • 感想は下巻の方に記載

  • 時代設定が前後するので物語に集中するのに時間を要するが下巻がどのような結末になっているのか想像がつかず楽しみになるような上巻。

  • エイミーのことを思うと涙が出そうになりました

  • 昨年図書館で借りて読んだけど、すごくステキな本だったので、自分の手元に置いておきたくて購入。
    エイミーの意思の強さに尊敬。ステキな女性だ。恋心を忘れていないものいい!さて、このあと、どうなるんだっけなぁ。

  • 主人公が誰なのかわからなくなったが、1939年に世界初の世界一周飛行を成し遂げた日本の新聞社「暁星新聞」の飛行機の乗組員の一人だったカメラマン、山田順平がキーマンになっているのは間違いない。
    2007年94歳になっている山田を社史編纂の取材の為、アメリカのカンザス州アチソンまでやって来る「暁星新聞」の青山翔子29歳もこの物語の重要な役割を担っている。
    そして1937年に世界初の世界一周飛行に挑んだアメリカの女性パイロット、エイミー・イーグルウィング。この本(上巻)の大半は彼女のパイロットとしての21歳から29歳で世界一周飛行までの飛躍、軋轢、成功物語で、正直飽きてきていたのだか、その世界一周飛行にとんでもない隠謀が隠されていることがわかり、俄然わくわくしてくることになる。そしてその隠謀に立ち向かって、飛行途中で失踪する。
    彼女と日本の世界一周飛行との関係が謎のまま(上巻)は終わる。(下巻)で山田順平が青山翔子にどう語るのか、その後のエイミー・イーグルウィングの消息はどうなったのか。下巻が楽しみになってきた。

  • まず前半終了。最初の始まり方は相変わらず素晴らしくて、また素敵な物語との出会いの予感はあり。でも、時を遡って対戦前のアメリカに舞台が移り、航空事業の黎明期。そもそも空にあまりロマンを感じないから、ある程度やむを得ないのかもしれないけど、いまひとつ感情移入しきれない自分がいました。それだけじゃなく、物語の展開というか、文章運びというか、いまひとつ乗り切れてないように思えるのは自分の気のせいでしょうか。今のところ正直、他の彼女の名作と比べると、ちょっと見劣りするように感じています。ここから舞台変わって日本に戻り、後半の巻き返しに期待です。

  • 会社に貢献した人物を探して行きついたのは、アメリカ。そこから、戦中・戦後の一人のアメリカン人飛行機乗り・パイロット女性の存在にたどり着く。世界一周飛行に飛び立ったこの女性パイロット、そしてアメリカ大統領と陸海軍の狙いは?そして、下巻へと引き継がれる。

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著者プロフィール

原田 マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。
馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。
2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞となり話題になった。

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