バルコニーの男 刑事マルティン・ベック (角川文庫)

制作 : 柳沢 由実子 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 43
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014783

作品紹介・あらすじ

ストックホルム中央の公園で女児の死体が見つかった。彼女は前年、不審な男に話しかけられ、警察に証言を残していた。そのわずか二日後に別の公園で新たに少女が殺害され、ストックホルム市民は恐怖に打ち震えた。連続少女暴行殺人事件に、刑事マルティン・ベックは仲間と事件に取り組むが、手がかりは三歳の男の子のたどたどしい証言と、強盗犯の記憶のみ。捜査は行き詰まる――。警察小説の金字塔シリーズ・第三作!

感想・レビュー・書評

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  • 2018/05/03読了

  • 本シリーズは、ストックホルムを中心とした1960年代の街の、そして人の急激な変化に関する描写がすばらしい。本作もその雰囲気を楽しめる。

  • このシリーズを読むのは『笑う警官』に続いて二作目。ちょっと最後あっけなかったけど、やっぱりこの雰囲気は好きだわ~。警察小説の金字塔ってうたわれるだけのことはあると納得。
    英語からの重訳、しかし名訳者高見浩さんによる旧訳もどんな感じか気になるので、今度はそれで一冊読んでみようかとと思います。

    3歳の目撃者ボッセ可愛すぎた。これ、ぜったいタラちゃんだよね。

  • 6月1日読了。図書館。マルティン・ベックシリーズ

  • マルティン・ベックシリーズ第三弾は、1963年に起きた実際の事件が背景になっている。ストックホルムに住む人々の、短い夏を楽しむ独特の季節感が流れる中、事件の発生は厳密に時間を追って展開され、ほぼ殺人事件のみに焦点が当てられ、説明に不要な言葉はない。

    警察小説の魅力と言う点では、マルティン・ベック・チームの顔ぶれと、彼らのチームワークも魅力的。彼らは平凡な生活を送り、平凡な考え、平凡な問題を抱えた現実味のある刑事ばかり。決して一枚岩ではないが、何だかんだ言い合いながらも捜査のポイントは外さない。

    今回も手掛りのない厳しい捜査だが、結果的に見るとチームワークの勝利とも言える。事件は読んでて辛かったが、キャラが立ってきたので、続編へ向けて楽しみが増えた読後感でした。

  • 現代に通じるあらゆる要素が確立されてるし。すごいわ。

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プロフィール

1935年、ストックホルム生まれ。雑誌記者・編集者を経て65年から10年間ペール・ヴァールーとマルティン・ベックシリーズを10作書き上げる。ストックホルムに詳しく、マルティン・ベックシリーズの陰の主役ストックホルムの町と人々の暮らしの卓越した描写はマイの功績。現在ノルウェー語、デンマーク語、英語の翻訳者。

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