「あきらめる」のが上手な人、下手な人 こだわらない、逆らわない、求めない (角川文庫)

  • KADOKAWA (2014年8月23日発売)
3.21
  • (1)
  • (3)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 9
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784041014882

作品紹介・あらすじ

勇気をもって別の決断をするーーすっきり「あきらめて」こそ新しい人生が始まります!逆らわない、求めない、こだわらない。精神科医にして「人生の達人」の著者が、ゆっくり上手に生きるコツを紹介します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 損して得取れ、と考えることもできる。

  • 諦めちゃダメだ…!の姿勢が必ずとも美徳とは限らない。

  • 執着しない、がんばりすぎない、あきらめることを人生に取り入れて過ごしていいんだよ。すーっと浸透する1冊でした。
    いい勉強になりました!

  • モタ先生の本にも、いつも励まされる。
    ただ、価値観が古い箇所がところどころあります…。2009年に出版された新書を、加筆・修正・改題して文庫化したものということなのだけど、そもそもモタ先生は、2006年に鬼籍に入られており、元になった新書ですら、モタ先生が亡くなってから出版されたもの…。モタ先生が初稿をお書きになったのは昭和、どんなに最近でも平成前期と思われ、だとすれば当時の価値観でお書きになっているわけで、まあ仕方ないかなとも思うのだけど、出版社としては、最初に書かれた年くらいは明記すべきではと思いました。

  • 古くない(2009年刊行)本なのに、現代に対応出来ていない。パワハラで首切り、または過労死みたいな時代には、これではうまくいくはずがない。
    全体を通して「執着を止めればうまくいく」という内容なので、筆者は根本的なところでは一切諦めていない。
    十分幸せな人の小さな問題にはこれでよいのかも。

  • 負けず嫌いの完璧主義だから非常に気付きが多い本でした…人に勝つことが目的じゃない!

    ノン・ダイレクト方
    とりあえずやってみて、ダメだとわかったときは、すぐにやめる。
    損得勘定
    「いい勉強をさせてもらった」
    「負ける」ことを受け入れた人から、心は安らか
    なりたい自分に向かって成長しているんだという喜びを感じるため>人に負けたくない
    転んでもただでは起きない、開き直る芸能
    気持ちの「落としドコロ」を見つける
    逆らわずに暮らす
    あきらめることで、本当に大切なものが残る

  • 「あきらめる」ことは、失敗でも、挫折でも、敗北でもない。
    あきらめられないことは、チェーンの切れた自転車を必死にこいでいるようなもの。
    本書で斎藤茂太先生はこのようにおっしゃっています。

    チェーンの切れた自転車をどんなに一生懸命こいだところで、目的地に着くことはできません。
    まずは自転車から降りて、どうするか考えてみませんか。
    チェーンが外れているだけなら、チェーンをかけ直しましょう。
    チェーンが切れているなら、自転車を押して歩いて行きましょう。
    いっそのことその場に自転車を置いて進んでもいい。
    肝心なのは目的地に無事に着くということであって、自転車をこぐことではないのですから。
    上手なあきらめ方というのは、つまりこういう事なのでしょう。

    私も昔、一つのやり方に拘りすぎて失敗したことがありました。
    これだと決めたやり方で成功しないと意味が無い!と思い込んでいたのです。
    結果、そのやり方ではどうしてもうまくいかず、他の方法であっさりと成功しました。
    しかし時間がかかりすぎてしまい、結果的には大失敗。
    どうしてあんなに頑固になっていたのかと、後ですごく後悔しました。

    あきらめたら、それまでやってきたことが無駄になるわけじゃない。
    努力が全て否定されるわけでもない。
    頑固になって、視野狭窄に陥って、目的地を見失ってはいけない。
    もしも、あの頃にこの本を読んでいたら結果は違っていたかもしれません。

    読み終えた後に、「まあまあ、困ったときは美味しいものでも食べてゆっくり考えなさい」と励ましていただいたような気持ちになりました。

  • かつて大学3年生のとき。
    夜の砂浜で、友人の遠藤君が泣きじゃくる僕に言った。「選ぶことは捨てることだぜ!」と。
    それを言った理由やなぜ泣いていたのかは思い出せないが、ダメ人間であきらめの悪い僕に諭させるための言葉だったんだと思う。スッと理解でき、妙に遠藤君を尊敬した覚えがある。

    話は変わるが、高校の野球部で合言葉後あった。
    「妥協すんな」である。
    全力ダッシュを少し手抜きすると
    100m先からでも、
    「おい!妥協すんな!!」と言葉が飛んでくる。
    外野でボールを追うのやめて、クッション処理をしようとすると、「あきらめんな!最後までボールを追え!!」

    そんなわけで、僕には以下の思考が染み付いた。
    あきらめることはダメなこと。
    あきらめるのはいつでもできる。
    粘ればうまくいくかもしれない。
    あきらめる奴は根性なし。

    でも最近になって思うのは、
    あきらめる方が難しい、ということ。
    ただしくはあきらめて、方向を転換する、
    積み重ねてきたものを白紙にする、
    ということが難しい。

    ではどうすべきかを本書は教えてくれる。
    あきらめることは方向の転換
    あきらめることは人に譲ること
    何事も最初からあきらめ半分でやる
    口下手は息を合わせるのが下手なだけ
    「僕」中心<「あなた」中心の会話
    お互い様という心

    作者はあきらめないほうがいい場合もある、と言っているし、あきらめて「はい、終了」とは言っていない。
    あきらめてからが重要で、
    視点を変えて次への活路を見出す方に、
    時間と力を使えと具体例を交えて教えてくれている。

    ここ一年で学んだことはお互い様だという心。
    その気持ちを持てているだけで、生活や人と接するときの考え方が良い方に変わっている(はず)。
    40歳までは適度にあきらめつつ、適度にもがくようにしよう。

  • あきらめること、決して逃げじゃない、大切だなって思って心が軽くなった。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1916年、東京に生まれる。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。作家・北杜夫の兄。父の跡を継いで東京・府中の斎藤病院院長を務めるかたわら、テレビ出演や講演、作家活動を活発に行う。人間味あふれる話し方、卓越した人柄で多くの人を魅了し、「モタさん」の愛称で親しまれた。
著書には『いい言葉はいい人生をつくる』(成美文庫)ほかベストセラー多数。2006年逝去。

「2022年 『折れない心をつくるいい言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

斎藤茂太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×