角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 10 花咲く町人文化 江戸時代中期 (角川まんが学習シリーズ)

  • KADOKAWA (2015年6月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041015032

作品紹介・あらすじ

江戸幕府のもとで平和な時代が続き、商業が発達し、人びとの暮らしも豊かになっていきました。
特に将軍のおひざもとである江戸は、18世紀初めには100万人が住む、世界でも有数の大都市となりました。
一方で幕府は財政難になやむようになり、第8代将軍吉宗は享保の改革を行いました。
18世紀後半からは、オランダ語で西洋の学問を学ぶ蘭学も盛んになりますが、北方からはロシアが日本に貿易を求めてやってきます。

【目次】
第1章 徳川綱吉と元禄文化
第2章 徳川吉宗と享保の改革
第3章 田沼意次の時代
第4章 寛政の改革と化政文化

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の暮らしが読みやすくわかりやすい。余計な部分がなく、大事な部分をとらえていていい。

  • 各将軍や老中の政治の違いがよくわかった。
    江戸の華やかな暮らしぶりや流行も描かれていて面白かった。

  • 漫画でわかりやすいです‼️授業の復習にも使えます。

  • 購入本。綱吉から家斉の時代。元禄文化と化政文化。その昔は覚えるだけだったけど、こうして漫画で読むとスッキリ。家斉には子どもがたくさんいたんだよ、というのをその昔長女が言っていたのだけど、この本で仕入れたのね。

  • 漫画だとこんなに分かりやすいのか。小学生以来、手にしていなかった、歴史漫画シリーズだけど、今、読んだら、わかりやすい!もっと早く知りたかった!べらぼうや大奥の背景がよりわかってきて、面白くなりそう。この本を作ってくれて、ありがとうございます!

  • 面白い。勉強になる。

  • 《要約》
    江戸の盛り上がり、災害と大飢饉
    将軍と老中の改革

    《内容》
    1章徳川綱吉と元禄文化
    18世紀初、人口が100万超の大都市
    暮らしぶりは華やか、ぜいたく、物価高
    4代家綱11才 病弱、寺子屋、大日本史
    老中 保科正之
    5代綱吉 堀田正俊と柳沢吉保 儒教を重視
    1707年宝永の大噴火

    2章徳川吉宗と享保の改革
    6代家宣、7代家継5才 老中に任した
    1709年朱子学者の新井白石と間部詮房あきふさ、正徳の治
    1716年 8代吉宗 享保の改革
    倹約、文武、目安箱、江戸町奉行 大岡
    1732年享保の飢饉

    3章田沼意次の時代
    9代家重、10代家治 老中に任した
    1772年老中 田沼意次
    1782年天明の大飢饉、東北地方悪天候
    1783年浅間山大噴火、死者2000人、冷害
    1786年大豪雨、利根川氾濫

    4章寛政の改革と化政文化
    11代家斉
    1787年老中 松平定信 寛政の改革、質素倹約
    1800年化政文化

  • 厳しくなってきたな〜と思いました。

  • 江戸幕府の状況と町人文化の対比がわかりやすく描かれています。文化面と政治面を整理しつつ、流れを失っていないため、次へと読み進めたくなります。

  • 単純なステレオタイプではない、なぜその時代にそのような政治を行ったのかが分かる、良書。

  •  江戸時代中期の政治の大まかな流れをつかむには分かりやすい本だと思います。漫画なので、ある程度の知識があれば、中学生にも読みやすいと感じます。
     2020年の3月に逝去された近世史専門の山本博文先生が監修しているとあって、近世の最新の学説が随所に散りばめられていると思います。
     特に9代家重、10家治の時に政治を行った田沼意次への描き方は、まさに近年の学説が反映されています。本の中の言葉をそのまま引用します。
     「わいろ政治家とよばれた田沼意次だがその政治は米だけにたよらず、商業を盛んにし、国の財源にしようというきわめて革新的でなおかつ時代に合ったものだった」
     ここまで言い切っているあたり、最新の学説も反映されていて、小学生・中学生向けの漫画とは言え、読み応え十分の本だと思います。

  • 210

  • 江戸は、世界的にも、大都市なんて知りませんでした。

  • 江戸は、18世紀初めには100万人が住む、世界でも有数の大都市となりました。

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著者プロフィール

1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授などを勤めた。1992年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書は『寛永時代』(吉川弘文館)、『日本史の一級史料』(光文社新書)、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『流れをつかむ日本の歴史』『武士の人事』(角川新書)など多数。NHK Eテレ「知恵泉」を始め、テレビやラジオにも数多く出演した。2020年逝去。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全16巻+別巻4冊定番セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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