角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 12 明治維新と新政府 明治時代前期
- KADOKAWA (2015年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015056
作品紹介・あらすじ
大政奉還した後もなお力をもっていた旧幕府でしたが、明治新政府が戊辰戦争で勝利し、新しい時代が始まりました。新政府は、四民平等を宣言し、廃藩置県を行って藩を廃止し、武士の世の中は終わりを告げました。新政府は、不平等条約を改正させるため使節団を派遣しますが、失敗に終わります。その間、日本の留守政府は、朝鮮への使節派遣を決めますが、これをめぐって政府は、分裂の危機に直面します。
感想・レビュー・書評
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明治時代初期。幕府軍との戦い。
殿たたかうのですね!からの慶喜のええ!?はちょっと笑った
後は戊辰戦争、西南戦争など。
新しい時代の幕開けを感じた巻詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
《要約》
最後の内戦、西南戦争
《内容》
1章戊辰戦争と明治維新
・外交はこれまで通り徳川
英国→薩摩に政権を取ってほしい
仏→幕府に武器を
プロイセン→武器を売れる、内乱になれば藩を植民地に
・戊辰戦争、新政府は天皇軍の旗を掲げる
2章富国強兵への道
富国強兵とは経済を発展させて国力を付けるそのお金で武器を買ったり兵隊を育てたりして軍隊を強くする
その目的は日本を欧米列強に負けない強い国にする
・1872年学制を公布
西洋の新しい文化や 制度技術を取り入れるための人材育成に取り組んだ
・1873年徴兵令の公布
二十歳になった男子は士族平民を問わず兵役の義務を負う
自分の国は自分で守る制度
・1873年地租改正
所有している土地の価格に応じて現金で納める 、3%の税金
士族の不満
3章新政府の外交
岩倉使節団
4章西南戦争維新の終わり
大久保利通に集中してしまった
大久保利通、薩摩、1878年暗殺
西郷隆盛、薩摩、1877年最後の内戦
木戸孝允、長州
伊藤博文、長州
山県有朋、長州
大隈重信、肥後 -
聞いたことある人名、地名、事件名が
どういう背景の語句なのかやっと
つながってきました。
もう一回読んで自分の中のドラマにしたいです。 -
西郷隆盛の死に方が可哀想だな〜と思いました。
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戊辰戦争などの内乱や、藩閥政治への政争などがクローズアップされがちですが、このシリーズは登場人物の心理面を前面に出して、展開しています。当時の日本が欧米や東アジア諸国に対して、どのようなイメージを持ち、それゆえになぜあんなことが起こったのか、心理描写から描かれている感じを強く受けます。
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ここで武士の時代が終わったんだなと思いました。
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子供達の歴史の勉強のために買いましたが自分でも明治以降の歴史の知識が欠けてるので補充してます。
大久保利通と西郷隆盛の背景がわからないので翔ぶが如くは読まないと… -
学制、兵制、税制が、バラバラだった日本をまとめるためのマインドコントロールだったんだな。
現代でも続いてる学制って時代遅れ。