艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 一航戦、出ます! (2) (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年6月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015230
感想・レビュー・書評
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航空戦と砲撃戦と水雷戦とほぼフルコースやった。
こっちの大和が引きこもりと違って良かったわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この世界観にはついていけない…
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いろんな艦娘たちが、敵を次々にたおしていき、海の平和をとりもどすという、かっこいいお話です。そして新しい艦娘が生まれます。
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前作で、敵艦隊から、サンタクロース諸島を奪還した鎮守府の艦娘たち。提督は、敵艦隊の更なる侵略に備えて、そこに出張所を建設する。しかし、そこに、またしても、敵艦隊の魔手が迫る!そして、あの「最強」の戦艦が目を覚ます!?新たな戦いと仲間でますます盛り上がる、今年〔2015年〕アニメ化が決定した。大人気ソーシャル・ゲームのノベライズ版、第2弾!
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良く言えばけれんみの無い、悪く言えば尖ったところの無い小説です。
けれど、安心して読めると言うことでもあります。
「艦これ」の小説は2014年9月現在三シリーズ発刊しているのですが、その中で一番プレイヤー目線に近いのがこの作品と言うことになるでしょうか。
今回は一巻の引きから続いて。順調な大和の引き上げからと、山はありませんが順調に見えます。
続いて、南方の拠点に裂く資材や艦娘の遣り繰りなど、現場との意見の交換から、姿見せない敵潜水艦との海上護衛戦、索敵から始まる艦隊決戦、そして怒涛の大和のデビュー戦に繋がっていくわけです。
そして、これらは偶発的な要素が関わってきたとはいえ、これらにはキチンとした計画の立案と、作戦目的があります。輸送船の動き方や空母の役割など、現実を踏まえた説明前も丁寧に書かれています。
あくまで現場目線である他の二シリーズとは違う目線はこの丹念な前準備に象徴されると言うところでしょう。
そして、最後の提督の決断。
この作品の提督はあくまでプレイヤーの鏡と言うことが見て取れます。
進むか引くか、それを決めるだけ。その葛藤の中に人物さえ曖昧な提督に自分自身を見るのです。
この第二巻では前の巻に見られた過剰にゲーム的な部分は省かれていると言うこともあり、艦これ小説として派手さはないけれど堅実ないいポジションにつけたと私は断言します。 -
今回も各戦闘において、色んな艦娘の魅力満載で面白かった。むしろ一航戦を冠タイトルにしなくてもいいような・・・?ある娘の目覚めるシーンがすごく好き。
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今回も、がっつり一航戦が活躍!というわけでなく水雷戦隊や軽空母部隊・潜水艦隊等、いろんな艦種に見せ場がありました。まぁおいしいところは持っていってますけど。そしてあの超々弩級戦艦娘も登場。鶴翼の方同様、やっぱり“切り札”的存在なんですね。まぁ貧乏鎮守府だと通常運用もきついだろうからなぁ(苦笑)