お江戸、にゃんころり 神田もののけ猫語り (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 53
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041015414

感想・レビュー・書評

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  • 猫語り。というタイトルに惹かれて読み始めた本。
    猫は猫でも、もののけだし、死神の手伝いをしているけど。

    文章のリズムが自分に合っているようで、読み始めたら止まらなくなった。
    内容としては、人情話。
    ときおり、感情移入のしすぎでホロリときてしまいそうなところも多々。

    自分が「しま」と呼ばれているために、「おしま」が主人公の『ともだち』は、感情移入が半端なかった。
    「おしま」の生き方に自分の生き方を重ね、類似点を見つけてしまったことも起因するが。
    「おしま」の決断は、泣けた。。。
    でも、彼女は幸せだったと思う。

    優しいお話だらけだったな。。
    他のお江戸シリーズも読みたくなった。

  • 江戸時代を舞台にした人情短編集。

    以前読んだ、「江戸猫ばなし」に収録されていた「九回死んだ猫」も入ってます。
    http://booklog.jp/users/oda1979/archives/1/4334768059

    ねこが主役ってほどでもないですが、ねこも登場します。

    さらっと読めて物悲しくもありつつほんわかするお話でした。

    (以上、ブログ全文です。)

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4840838.html

  • 良いお話でした。

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著者プロフィール

高橋由太:第8回「このミステリーがすごい!」で最終選考まで残った作品を加筆修正したデビュー作「オサキ江戸へ」が10万部を記録。以来、時代物を中心に執筆活動を行っている。亜沙美:講談社「ITAN」を中心に活躍するイラストレーター・漫画家。

「2015年 『雷獣びりびり ⑥ 大江戸あやかし犯科帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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