お江戸、れんれん 神田もののけ恋語り (角川文庫)

  • KADOKAWA (2014年8月23日発売)
3.33
  • (2)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 50
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041015421

作品紹介・あらすじ

狸と猫の妖かしが、一人前の妖怪になるために妖怪学校にご入学。授業は神田の町での人助け。市井の人々の恋まつわるお悩みを、天然ボケの妖かいコンビが見事解決!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  使い込んでしまった小次郎の金を稼ぐため、一人前の妖怪になろうと、妖怪学校に入学した狸娘のぽんぽこと白額虎のお話、第2弾。

    ------------------------------------------------------------------

     前作がそこそこおもしろかったから期待してたけど、とんでもなく期待を裏切られました。
     今回は「恋の話」篇てことで、そのテーマは別にいいんだけど、何か話が尻切れトンボなのが気になるんだよ。
     ぽんぽこと白額虎が受けた依頼を一応解決はするんだけど、その話自体のオチが…。
     自分たちのやるべきことはやったから、後は自分たちで何とかしろ、みたいなオチばっかり。
     5つの話が収録されてるんで、そういうのがあってもいいとは思うけど、続くとちょっと…。
     収まり切らなかったの? 本当は書きたかったけれど、長くなり過ぎちゃうから、端折ったの? て思っちゃう。

     あと、もともとはぽんぽこと白額虎が、使い込んだ金を稼ぐために始まった話なのに、そこは何かもうどうでもいい感じになってるし。
     一応、妖怪学校への借金みたいなことで、話は繋がってるけど…。

     それと、相変わらず白額虎のセリフがダッシュ(――)で表現されてるのが読みづらい。

  • のほほんとして、おマヌケで可愛くて、癒やされる。会話が楽しいです。

  • 久々のぽんぽこちゃん(笑)

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

高橋由太:第8回「このミステリーがすごい!」で最終選考まで残った作品を加筆修正したデビュー作「オサキ江戸へ」が10万部を記録。以来、時代物を中心に執筆活動を行っている。亜沙美:講談社「ITAN」を中心に活躍するイラストレーター・漫画家。

「2015年 『雷獣びりびり ⑥ 大江戸あやかし犯科帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋由太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×