本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015513
作品紹介・あらすじ
数百匹もの猿が警察の封鎖を突破し、森に逃げ込んだ“モンキーゲート事件”。シーザー率いる猿たちは、自由を手に入れたのもつかの間、食料にも事欠くなか、執拗な人間の猛攻撃を受け疲弊していた……。
感想・レビュー・書評
-
コバアアアアアアああああああああ良い子ぉぉぉおおおおああああ
登場人物が多い、それぞれの状況が混乱をこれでもか!と語り尽くしてくれる。
そのなかでも途方もなく陰惨なコバの半生があまりに辛い。私は創世記→新世紀→創世記あとのファイアーストームだったのでラストが悲しくて悲しくて(´;ω;`)
なぜこれの映画化を飛ばしたのだろうか•••詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『創世記』5日後から始まる「猿惑」新シリーズのブリッジノベル。ヒトと同等の知能に目覚めた猿と、捕獲作戦の中でその事実を初めて確信する人間たちとの邂逅は未知の種族とのファーストコンタクトを思わせるようでぞくぞくしました。パンデミックものの要素を取り入れつつ、幼き日のコバの視点から手話を用いる猿と普通の猿との間にある決定的差異を明確化した上で、まったく別の種とさえいえる両者が“同じ猿”として統合されてゆく心情変化の過程がシリーズの根底に横たわる人種差別問題に通ずる点もよくよく考えられています。そして迎えるどうしようもないほど悲劇的な結末といい、『新世紀』の前にまずはこの作品を映画化してほしいくらいです。
全2件中 1 - 2件を表示