- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015575
作品紹介・あらすじ
高熱が出た時だけ現れる浪人風の侍。単なる夢か、それとも……。その侍が巻いている鉢巻に描かれている印のことを話した瞬間、母の顔色が変わった……(「白刃の盾」)。独自の語り口で展開される16編の怪談実話。
感想・レビュー・書評
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「三人の男」
だから人間が怖いって!
なんで呪おうとするんだろ……。ふつうに怖いだろ夜の森の中とか。
呪う前に病院に行って休んで。
「もう一人の客」
泣いた。
お兄ちゃん優しくない?
「母の胸」
これ赤ちゃんだけじゃなくておばあちゃんもなんか別の入ってません?
「白刃の盾」
丸に十文字って島津家? 十文字ってことは分家?
え? 何をしたのご先祖様?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ通して面白いけど、
ややパワーダウンか。 -
毎年楽しみにしてる、このシリーズ。猫の話が印象に残りました。あ~こんな風になるのね。
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あんまり今回はうーーん・・・な話が
個人的には多かったかなー・・・。
怖ーーーー!!って話がなかったのが残念。。 -
「白刃の盾」
丸に十と聞けば、すぐに思いだすのは薩摩島津です。その侍が取り囲まれているというと、連想するのは新撰組なんですが。単純すぎますかね。丸十だからといって、島津オンリーというわけでもないですし。
結論が出ていないのが残念ですが、歴史ミステリーな話ではないのでね。こんな怪しい話がありますよ、ということで。お母さんが、由来を話してくれたらよかったのに。
「壁の中」が一番怖かったかな。
薄皮一枚で異界とつながってしまっているというのが、否応無しに感じられる話。 -
『隣之怪』シリーズの最新作。
『九十九怪談』シリーズは短い話が多いが、こちらはやや長い話を集めている。色々な怪談が読みたければ『九十九怪談』、じっくり楽しみたければ『隣之怪』。
今作はオーソドックスな怪談が多かったように思う。