レトロ・ロマンサー (1) はつこい写楽 (角川文庫)

著者 : 鳴海章
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年8月23日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041015643

レトロ・ロマンサー (1) はつこい写楽 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 写楽といったら絵を知っているだけで、その人物については特に興味も持たずにいたので、全体のストーリーというより歴史に関する部分に、そうなのか~という面白さを感じた。

  • テレビカメラマン助手である初音が、江戸時代に意識だけ飛ばされ、『はつ』という町娘の中に同居する異色なスリップは面白かったし、写楽の謎に迫るのも興味深い題材で、初音のさばさばとして動じない性格も気持ち良かったです。ただ『はつこい写楽』というには初恋要素は感じられなかったなあ。次は新撰組。どうなるんだろ。

  • レトロロマンサーシリーズ、1作目。

    主人公の桃井初音は、物に触れると意識だけがタイムトリップして、その時代の人物に憑依するという特殊能力(ポストコグニション)を持つ。今作は寛政の改革後の東洲斎写楽の時代。

    タイムトリップの仕方が少々都合よすぎる感はあるけれど、たった10か月という短い期間で写楽が創作を終わらせてしまった背景をなかなかの納得感をもって描かれていたように思う。シリーズ化されるみたいですが、次はどこの誰に初音が乗り移るのか、興味が湧きます。それと、表さんの「愚か者」という上から目線のフレーズがお気に入り。

  • さらりと読めるけれど、SF的要素をふんだんに使った歴史もの。
    写楽の謎はなぜこうも作家の想像力をかきたてるのか。
    映画監督を夢見た初音が、江戸時代へタイムスリップ。はつ、という女性の体に意識が入り、はつとふたり、江戸時代を生き、そして現代ではカメラマンとして苦悩する物語。
    「はつこい」な要素は少々薄いが、それがまたよいのかも?さらりと読めて読後感も爽やか。さすがの安定感。

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