「貧乏」のすすめ (角川oneテーマ21)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.44
  • (1)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041015681

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 彼らは自由意思で働かなかったと言っています。ニコニコと貧乏をしている。江戸は、まるで趣味で貧乏をしているようなところだ。

  • 現代の日本人がいかに資本の論理に振り回されているかわかった。
    貧乏でも楽しく生きていきたいと思います。

  • ああ、金さえあれば、貧乏なんてちっとも辛くはない。

    買いたいと思った日付を記録して、6ヶ月後にそれを買いたいって思っているかを検討する、90パーセント以上は購買意欲を喚起しない。

    吉田兼好、金持ちでないと清貧の生活はできない。

    金持ちになるためにはほとんどの人があこぎなことをやっている。金持ちを軽蔑するのは当然のこと。

    自分の持っている財産を喜んで捨てること、喜捨、布施、貧しい人のために施すのではなく、自分のために捨てる、財産に対する執着心を捨てる。わわ

  • 幸福とはゆったりと暮らすこと、という観点から、資本家的発想=「資本の論理」から抜け出し、貧乏人の「お互いさま」精神にのっとった生き方を説く。

    【「お客様」の思い上がり】
    ◯また、わたしたちは買い物に行ったとき、食事のためレストランに行ったときなど、そこの従業員の接客態度を査定しています。言葉遣いのはしばしにいたるまで監視しているのです。その裏には、〈自分は客なんだ〉といった思い上がりがあります。

    【清貧ごっこは金持ちの遊び】
    ◯兼好は、若い頃は朝廷に仕えていました。そして推定年齢三十歳で、彼は出家遁世をして法師になりました。世捨人となったのです。このとき彼は、山城の国の山科の小野庄に水田一町を九十貫文で買い取っています。兼好はこの一町の水田を、四、五人の農民に貸し、年間十石の年貢米を得ていたようです。昔は、人間一人の年間の生活費は米に換算して一石というのが標準でしたから、兼好の世捨人としての生活は相当にリッチであったと想像できます。

  • 心が柔らかくなる。
    相変わらず、ひろさちや氏の本はいいですね。

  • 貧しいからこそ助け合って生きることができる。
    金を使うときに威張る人間は、金の力で威張っているから、ますます威張るために金の力を必要とする。
    対立があってはならないと考えるから、アメリカ人は労使対立を煽る共産主義が大嫌い。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1936年、大阪市に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程中退。気象大学校教授を経て、現在、仏教・インド思想の研究、執筆等に幅広く活躍。仏教を、一般の人々に平易な言葉で伝えている。主な著書に『仏教の歴史』(全10巻)『仏教 はじめの一歩』『人間の生き方を道元に学ぶ』『因果にこだわるな』『釈迦』『仏陀』『面白いほどよくわかる世界の宗教/宗教の世界』『親鸞』『法然』『道元』『仏教の釈迦・キリスト教のイエス』『大乗仏教の真実』『生活のなかの神道』(以上、春秋社)、『自分らしく生きるための禅』(中経出版)、『日本仏教史』(河出書房新社)、『〈法華経〉の真実』(佼成出版社)、『「孤独」のすすめ』(SBクリエイティブ)、『気にしない、気にしない』(PHP研究所)など600冊を超える。

「2018年 『浄土にまなぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

「貧乏」のすすめ (角川oneテーマ21)のその他の作品

ひろさちやの作品

ツイートする