わたしの恋人 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.75
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本棚登録 : 322
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041015889

作品紹介・あらすじ

彼女いない歴=年齢、高校1年生の龍樹は、保健室で出会った女の子の「くちゅんっ」というくしゃみに恋をした。そんなに可愛いなんて、反則だろ。龍樹から告白された森せつなは、ちょっと不安になる。「本物のわたしを知ったら彼は幻滅するかも」。つきあい始めた二人、些細な行き違い。しかしのびのびと育った龍樹に触れ、頑ななせつなの心が次第にやわらいでゆく-。爽やかな初恋、駆け抜ける青春。永遠のラブストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 青春

  • 高校生が主人公の甘酸っぱい恋愛もの。藤野さんの本が好きなので読んでみたけど、特筆すべきほどのきらめきは感じられなかった。でも、青春小説として楽しめるレベルです。たまにはこういうのも良いね。

  • 「初々しいな」という印象と、「高校生のときこうしておけばよかったかな」という後悔の二つの気持ちが物語を読んで湧いてきた。もっと学生の時に色々と小説を読んでおくべきだったなとつくづく思う。「疑似体験」とはいえ、色々なシチュエーションの恋愛を文章を読むということによって経験できたのだから。この初々しいカップルの話を読んで自分のひとり身の辛さも実感してしまったとさ。「あーいいな、うらやまし過ぎるぞコンチクショー」。感想はこんなところです。

  • 読んでいてとても、キュンキュンするようなお話でした。
    古賀くんがとても魅力的で素敵だなと思った。
    途中、森さんと笹川くんがいい感じになってしまうのではないかとビクビクしながら読んでいたから最後とても幸せな気持ちになれた。
    私もこんな恋がしたい。
    古賀くんの両親に私も憧れるな〜

  • 久しぶりにさわやかなすかっとする恋愛小説で心が暖まった。何か元気になる小説が読みたいなーと思ってた。心の動きとかすごく描写がわかって、思わずは私もこんなことあったときょうかんしながら読んでた。

  • 『ぼくの嘘』『ふたりの文化祭』と地続きの世界のお話。高校生てきれいだ。

  • 久々に爽やかな青春恋愛小説を読んだぞー!っていう読了感だった♪-(^ω^〃)
    シーンごとに龍樹とせつなの視点が交互に入れ替わる、いたってシンプルな構成で読みやすいところも良かった。

    せつなと不仲の両親との描写が、読んでて辛くて…でも、せつなが龍樹との関係を深めていくうちに、自分の気持ちと両親の問題は別のこと~って、ちゃんと切り離して考えられるようになっていって、本当に良かった!!
    龍樹のひたむきな想いが、頑なだったせつなの心を開いたんだなーと、しみじみ思ったよ*

    初恋の甘酸っぱさを味わえるだけでなく、龍樹とせつなの心の機微に学ぶことが多い作品だった。
    …あ、ちなみに。
    龍樹がせつなを好きになるきっかけとなった、例の「くちゅんっ」という、なんとも可愛らしいくしゃみ。私は昔から何度やってもオッサンみたいなくしゃみしか出ないので、可愛らしいくしゃみが出る女子に憧れるわーw( ̄∀ ̄)

    この作品にはどうやら、『ぼくの嘘』という姉妹編が存在するらしい。
    こちらは、龍樹の親友・笹川くんが主人公のお話なんだとか。
    今度は是非そちらを読んでみたいと思う☆

  • あなたは,わたしの恋人。それがどんな勇気になるか。

    龍樹は保健室で出会った少女に恋をする。その少女,森せつなは,両親の喧嘩が絶えない家庭の状況から,恋愛に希望を持てないでいる。龍樹のまっすぐな気持ちを受け,交際を始めたせつなは,自分と彼の考え方の違いに戸惑い,傷つき,悩んで……二人の出した答えは。

    先に続編にあたる『ぼくの嘘』を読んでしまったので,二人の行く末は知っていたけれど。でも,『ぼくの嘘』とは異なり,将来のことまでは書いていなかったから,最終的に龍樹とせつながどうなるかはわからない。もしかしたら,やはり育った環境の違いから,決定的な別れが訪れるかもしれない。でも,心を凍らせていたせつなは,まっすぐな龍樹の気持ちに触れて,心を溶かされていった。同じように両親の問題を抱える龍樹の親友・笹川勇太に親しみを覚えるせつなの描写は,『ぼくの嘘』を読んだ後だと,つい気になってしまう。

    しかし,いまだに仲の良い両親,勇太を気遣う優しさを持ちながら,勇太との間にある配慮より,むしろすべて知りたい,そしてそれはわがままなのだ,とわかっている龍樹だからこそ,せつなを変えたのではないか。だから,映画の趣味がまったく違っても,時にすれ違うことがあっても,二人の未来を明るく感じられるのだ。

  • 分かりやすい対比で物語がすすむ恋愛小説。
    こんな気持ちになったことあったかなと学生時代を思い出しながら読み進めました。

  • 単純な恋愛小説です。

    でも、そこがすごくよく感じます。
    主人公カップルそれぞれの視点で物語が進みます。
    家庭環境が対照的な二人ですが、
    そこをわかりあっていく行程は簡単なストーリーですが、
    ストレスなく読めてよかったです。

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著者プロフィール

1978年、大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学卒業。2004年『ねこまた妖怪伝』で第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞し、デビュー。児童小説で活躍する一方、『ハルさん』(創元推理文庫)、『初恋料理教室』(ポプラ社)、『わたしの恋人』『ぼくの嘘』(共に角川文庫)などの一般文芸書作品も執筆している。

「2018年 『おなじ世界のどこかで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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