乙女の日本史 (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
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レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041015896

感想・レビュー・書評

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  • 表紙可愛い。

    はじまりの文がいい。

    「なぜ女の子はやさしくと言われて育てられるのでしょうか。
    大人のあなたは、すでにその答えを知ってますよね。そう、もともと女の子ほど強いものはないのです。」

    一番面白かったのは、衆道の歴史のまとめのところに書いてあったこと

    「愛の神の教義は簡単で、私にも運命の人がどこかにいて、その人と生涯通じて固く結ばれるはず、というもの。
    目に見えない神仏などより、お互いがいなければ生きていけないほど愛し合っている(ように思える)現実のカップルに、憧れてしまっているわけです。
    絶対神ではなく絶対人こそが、現代日本人の信仰対象なんですね 」

    歴史の解釈は人それぞれで、だから面白い永遠のミステリーなんだな、って思った。


    5/18/2017 EST

  • ★2017/5/16読了。

  • これまでにありがちだった「おじさん目線」で歴史をひもとくのではなく、「乙女目線」で歴史を解説する内容。
    軽めの文体だったり、「週刊歴女」という週刊誌のゴシップネタ風のコラムがあったり、おもしろおかしく書かれているのですが、参考文献のリストもけっこうぎっしりと列ねられていますし、定説や諸説、著者なりの解釈なども紹介されていて、しっかり歴史を楽しめます。
    神話から昭和までの日本の歴史を、さくっと知りたいときにはお勧め。

  • 面白かったです。ゴシップネタが多いですが、取っ付きやすい歴史でした。これからまだ新事実がいろいろと見つかっているでしょうが、これからも歴史には注目していきたいです。瀬戸内寂聴さんの「あんまり簡単に別れない方がいいですよ」と、宇野千代さんの「お洒落をしないのは泥棒よりひどい」は覚えておこうと思いました。

  • 日本史を軽ーいタッチでダイジェストに紹介する本。イラストも多数で、歴史上の人物に関する小話、裏話を集めている。おちゃらけて書いてあるが、膨大なリサーチがされている。著者はおそらく歴史オタクなのだろう。
    伝記も書かれていないような、名前しか知らない歴史上の人物の意外な一面などが、ほんのちょっとした誰かの日記などから垣間見られる。「乙女の」とされているのは、ゴシップ的なネタが多いからと思われる。頭が弱い女の子でも気軽に読めるように、という著者の必死の工夫があるが、興味がない人にそこまでして読ませなくてもという気もする。
    最初のほうは下世話さにげんなりしたが、資料が増えてくる戦国時代以降から面白くなる。

  • 再読。上代・平安~近現代まで、それぞれ何人かの作家・作品を紹介する。どんなに名作と言われていたって、人間が創ったものだから、今でも共感できるし、つっこめる。そう考えると、古典も身近に感じられる。

  • 意外?と参考文献などがしっかり載せてある日本史本。古代から近代にかけて活躍した人物のお話が書かれており、面白くサクサク読んだ。ゴシップネタも多いので、電車の中で読む時は少し恥ずかしかった。

  • 面白かったです。歴史上の有名な人物たちの恋愛を含めた言動が乙女視点で描かれています。女性でも少女でもなく、乙女とタイトルを打ってるのがポイントじゃないでしょうか。乙女って響き、なんだか清らかなものだけじゃない気がしてしまうのです。
    それにしても今も昔も世間を賑わすのは恋愛スキャンダルですね。この辺の書き方が好き嫌い分かれそうですが、乙女的には、ま、人間ってそんなものじゃないの?。世のため人のため、トップに立つ人、歴史上に名を残す人ほど、男も女も闇や業は深いんじゃないのかしら?滑稽で哀れなほど魅力的にみえたりなんかもするのよね。だからおじさま方の思い通りな女性像、英雄像にはなれなくて、ゴメンアソバセ・・・って感じかもしれません。勝手に思っているだけですが。
    時代を遡るほど女性がイキイキしていたようです。そう言われてみればそうだなぁ。段々と女性は男性のモノとして扱われ窮屈な時代となっていきましたが、女性は強い。逞しく生きていました。
    乙女のための参考図書(マンガ)は読んだものがほとんどだったので、主な参考文献を読んで自分なりに勉強しながら想像の旅に出ようかなと思ってます。

  • 乙女ってそういうことね。本を読む前にレビュー読まないようにしていますが、読めばよかったかな。こういう系あんまり好きではないので途中でやめちゃった。でも、取り上げられた物語で気になるものはいくつかありました。いろんな読み方があるのね。ひとつひとつの物語を読んでるときに、こんな解釈もあるという感じで取り上げられるならいいけど、こういうネタばっかり集められてもね。どこかの冊子に、オススメとして挙げられていたが、人を選ぶかと。

  • 教科書通り、定説通りではない歴史の本。
    『乙女の日本史』、確かにちょっと品があるとは言えないかなあ…
    それでも、なるほどそんな見方もできるのか、っていう噛み砕いた歴史の本を読む醍醐味が味わえました。
    この手の本、もっと読みたいな。色々探してみよう。

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