コクヨ式 机まわりの「整え方」 社内で実践している「ひらめきを生む」3つのコツ
- KADOKAWA (2014年5月30日発売)


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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041016039
作品紹介・あらすじ
大切なのは「週1回、5分の習慣」――デスク上、引き出しの中、キャビネット、打合せスペース。ただ「片付ける」だけでは、生産性は上がりません! 文具・オフィス家具メーカーのコクヨが研究結果の一部を公開!!
感想・レビュー・書評
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クリエイティブな発想が生まれたり、コミュニケーションがスムーズになり、パフォーマンスが上がるためのヒント。
一般企業ならすごく参考になるのだろうけど、なかなか堅い職場なので現実味が持てなかった。
生活空間という意識はなかったので、参考にしてみようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コクヨはオフィス製品の会社だけれど、オフィスの環境作りのコンサルティングや快適オフィス作りを実際にやっちゃう会社。
この本は、整え方を伝授してコクヨの製品を売りこんじゃおうというような本ではなく、机の上のちょっとした工夫から、新たにオフィスを作る上での設計のヒントまで幅広く紹介されており、なかなかおもしろい。 -
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 生産性の高い机には「共通点」があった/第1章 仕事の成果は「机まわりの環境」で9割決まる/第2章 心と体を心地よく。すると、頭の働きがクリアに/第3章 会議室に「情報が流れる道」をつくるのです!/第4章 アイデアは「準備が整った場」から生まれます/第5章 「職場を整える」から「成果がきちんと出る」/第6章 ちょっと高度でカッコいい「机まわり」の整え方 -
"整える"ということは物がない状態にすることではない、と学んだ。自分のデスクがない保育所という立場では、日々の振る舞い方や、周りの整え方などの目に見えるところで、その人の人となりがわかってしまうので、気をつけたいと思った。
つい、仕事に行きたくない、、、と思う日が多いけれど、机まわりを楽しくなるように自分でカスタマイズしていきたい。
あとは、週に一度でいいので、机を綺麗に拭いたり、使いやすいように飾ったりしたいと思った。 -
・ゆらぎが必要。たとえ快適な風邪や光、香りだったとしてもまったく均一の状態では人は快適さを感じられなくなってしまう。
・初期段階のアイデアが多様性に富み、カオスであればあるほど、新しいアイデアは生まれやすくなる。
・グループワークでありがちな失敗は「1つにまとめる」こと。5人参加者がいたら、5つの異なる意見がある。あくまでも一人ひとりが他の4人の頭を上手に利用して、自分のアイデアを醸成することができたら、もしかして面白いものが5つ生まれるかもしれない。 -
?仕事環境の中心はパソコンではなく机
?文具を机の引き出しから解放する
?机の引き出しをトレーと割り切って使用する
?メンテナンスは週1回5-10分
机の上の掃除や整理を行う
?環境の乱れはモチベーションの乱れ
?個人の所有している書類の6割は捨てることができる
自分で処分の判断の塚内書類はあなたが持つこと自体がおかしい
?オフィスの中をうろつく経営書はとても戦略的
組織のコミュニケーションが活発で、厳しいビジネス環境課であってもビジネスへの
対応能力が強い。
?人は下を向いていると気持ちも暗くなっていく
?互換の刺激には変化というかゆらぎが必要
?他人の思考回路を活用する材料となる資料などは、机の引き出しに仕舞い込んだりしてはい けない
?机の周りのきれいさ、楽しさと残業の少なさは比例している
?なぜ部長の席は通路側がいいのか
眺めのいい窓際を皆が使えるスペースにする
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最近はセキュリティの関係から机周りを整理しようという風潮が強いが、ただクリアにするのではなく、より生産性の高い環境を目指すために「整える」という提案の書。一日の半分近い時間を過ごしている以上、楽しく効率よく過ごすためには、例えば紙の書類を6割減らして「ボリュームダウン、バリューアップ」という個々の机周りの整頓から、会議室に名前をつけたりといった職場環境の見直しまでレンジを広く扱っていて、少しでも取り入れたくなるアイデアが満載。
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思いがけずいい本だった。
やっぱ「ビジネス書作家」が濫造するものよりも、こういう人が初めて書く本のほうが思いが詰まっていてよい。
内容としては(僕にとって)それほど新しいことはないものの、それでも2,3個はなるほどなってアイデアがある。若い人には、もっとたくさんの気づきがあるんじゃないかな。
本書にあったように、ちょっと自分の机に来た人に座ってもらう椅子があれば便利だよなあ。
引き出しが変形するとか、今座っている一つの椅子が二つになるとか、そういうのないのだろうか。