コクヨ式 机まわりの「整え方」 社内で実践している「ひらめきを生む」3つのコツ

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041016039

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    序章 生産性の高い机には「共通点」があった/第1章 仕事の成果は「机まわりの環境」で9割決まる/第2章 心と体を心地よく。すると、頭の働きがクリアに/第3章 会議室に「情報が流れる道」をつくるのです!/第4章 アイデアは「準備が整った場」から生まれます/第5章 「職場を整える」から「成果がきちんと出る」/第6章 ちょっと高度でカッコいい「机まわり」の整え方

  • ?仕事環境の中心はパソコンではなく机
    ?文具を机の引き出しから解放する
    ?机の引き出しをトレーと割り切って使用する
    ?メンテナンスは週1回5-10分
     机の上の掃除や整理を行う
    ?環境の乱れはモチベーションの乱れ
    ?個人の所有している書類の6割は捨てることができる
     自分で処分の判断の塚内書類はあなたが持つこと自体がおかしい
    ?オフィスの中をうろつく経営書はとても戦略的
     組織のコミュニケーションが活発で、厳しいビジネス環境課であってもビジネスへの
     対応能力が強い。
    ?人は下を向いていると気持ちも暗くなっていく
    ?互換の刺激には変化というかゆらぎが必要
    ?他人の思考回路を活用する材料となる資料などは、机の引き出しに仕舞い込んだりしてはい けない
    ?机の周りのきれいさ、楽しさと残業の少なさは比例している
    ?なぜ部長の席は通路側がいいのか
     眺めのいい窓際を皆が使えるスペースにする

     

  • 机をいかに効率よくレイアウトするか、そのことによって組織がどのように活性化されるかが書かれていました。

    ⑴この本を手にとった理由
    文房具やオフィスに関することを専門にしているコクヨ流の机周りの整理術について書かれていると思い、手に取りました。

    ⑵感想
    最初の印象とはかなり違うものでした。最初は個人の机や机周りの整理術で、あわよくば自社製品を提案されるのかなとヒヤヒヤしていました。

    ですが内容はそうではなく、机をいかに効率よくレイアウトするか、そのことによって組織がどのように活性化されるかが書かれていました。

    この本を読んだ後に、うちのオフィスがこのような形になっていたので、「あぁ会社を変えるためにこのようなレイアウトにしたんだな」と気づきました。

    しかし机のレイアウトを変えた所で、人のマインドが変わるわけではありません。また「なぜこのレイアウトにしたのか」が正しく社員に伝わっていないため、この本に書かれていることを実践しても人の考え方が古いため、人が変わることはありませんでした。レイアウトを変えるだけではなく、その後どのように定着させるか、レイアウトを使った動きをどう行うかが重要だと実体験を含め思いました。

    ⑶こういう人におすすめ
    総務部門や経営者の方など、会社のレイアウトを考える人には良いと思います。でも肝心なことは、レイアウトだけでは組織は変わらない、ということです。

  • デスクのレイアウトは重要

  • 「整える」ことと「片付ける」ことは別で、単に片付けるだけではなく、仕事をしやすい環境を整えましょう、そのための方法を指南しますよ、という本です。

    中でも「机(机まわり)」は、仕事の象徴ともいえるものなので、「机(机まわり)」の整え方を中心に、具体的な説明がなされています。

    この本の内容が正しいとすると、うちの会社は、クリエイティビティとは程遠いですね。
    「時間は区切って、空間は自由に」という提案は、うちの会社にとって、とくに有効な考え方だと思いました。

  • 単なる「片付け」の本ではなく、机を「生産性の高い場」「創造性に満ちた場」にすることを目的にしている(はじめに)

    机・職場を整えるコツ
    ①「楽しさ」から考える。→いかにその場所を楽しいところにするか
    ②「目的」から逆算する。→複雑に動く仕事にあわせて、机も最適な状態にしておく。散らす=見える化(整え方の一つ)
    ③時間を区切る。→時間軸を考えて、仕事ごとに時間や期限を付けるクセをつける。その日のうちで、1日で、一週間のうちで、◯ヶ月のうちで、、、と

    【使ってみたいアイデア】
    ①頻繁に使う文具以外は、極力共有部分におき、体を動かして取りに行く。
    ②文具は少し大きめのペンケースに入れ、卓上に置き、移動時はモバイル化する。→コクヨ ネオクリッツ
    ③デスクの真ん中の引き出しはカラにする。
    ④机のメンテナンスは、週1回、5〜10分。
    ⑤書類の6割は減らせる。
    ⑥自然に体を動かせる環境を作る。
    ⑦自席まわりをパーソナライズする。楽しい環境を作る。(写真や小物、グリーン)
    ⑧個人用のホワイトボードを机に置き活用する。

齋藤敦子の作品

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