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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041016053
作品紹介・あらすじ
『怖い絵』の中野京子が世界史を斬るシリーズ第二弾。フランス革命前後200年に生きた絢爛たる人々の、嘘みたいでかつ情けない話の数々。映画が描く世界史にも注目。世界史好きもそうでない人も楽しめる逸話集!
感想・レビュー・書評
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中野さんの本は読みやすくて良いですね〜
こういうのを学生時代に読んでいたら歴史好きになったと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マリーアントワネットの生まれ年を基準に映画化された人物、エピソードを紹介する書。
可もなく不可もなく空き時間に読むに適していた。 -
マリー・アントワネットの人生から±100年くらいの歴史コラムをまとめた本。数々の映画も紹介されており、気になったのは「カサノヴァ」「椿姫」あたり。「ピアノ・レッスン」(曲だけ有名なので知ってる)も出ていて驚いた。ニュージーランドの話だったとは知らなかった。暗そうであんまり見る気は起きないが…。
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世界史の知識に疎く、時系列もよくわからないので読み流す程度で読んでいましたが、中野先生の本は面白いです。
世界史をもっと勉強した方であれば、もっと楽しめると思います。 -
歴史上の話よりも映画の話がかなり多かったです。
映画だから仕方がありませんが史実を変えていたりフィクションだったりで思っていた内容とは違っていました。 -
世界史に登場してくる女性や映画や舞台のモデルになった人の解説本です。
映画が見たくなりました。
やっぱり中野さんの文章力のせいかな? -
世界に語り継がれるヤバイ女達
…語りぐさになりすぎなんだよなあ…… -
読書録「危険な世界史運命の女編」3
著者 中野京子
出版 角川文庫
p150より引用
“ ゴッホの絵は、生前にたった一枚しか売
れなかった。テオがいなければ、ゴッホは傑
作を産み出すもなにも、とっくに野垂れ死に
していたに違いない。”
目次から抜粋引用
“騒がしい時代
有名であろうが、なかろうが
映画が語る世界史
芸術家たちの光と影
民衆の底力”
ドイツ文学者である著者による、フランス
革命前後の歴史上の逸話を集めた一冊。
web連載まとめ、同社過去出版単行本加筆修
正文庫版。
マリー・アントワネットの手紙についてか
ら史実を題材にした映画の史実との差異につ
いてまで、激動の時代のドラマチックなエピ
ソードが記されています。
上記の引用は、ゴッホとその弟・テオを描
いた映画について書かれた項での一節。
ゴッホが兄弟に恵まれていなければ、ゴッホ
の絵を現代の私たちは見ることが出来ていな
かったのですね。気の毒なことに、テオは
ゴッホの死後半年で死んだとのこと。ゴッホ
の絵が売れて喜んだのは、結局一体誰だった
のでしょうね。
遠い時代のゴシップなので気楽に読んでい
られますが、当時に生きていた人々は、時代
が荒れていて大変そうです。それとも、最中
にいたら、毎日何とも思わずに生きて行くも
のなのでしょうか。
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『血族結婚篇』と比べるとほとんどが映画に関することだった。
史実よりも創作の話が多くてげんなりはした…。
中でも今語っているのは映画の話なのか、それとも史実などの現実のことなのかわかりにくい表現が多々あった。
でも中野京子さんの語り口はやはり大好きだな。
著者プロフィール
中野京子の作品





