取材歴59年の記者が見たW杯「裏表」ヒストリー (ワンテーマ21)

著者 : 牛木素吉郎

• KADOKAWA/角川書店 (2014年5月8日発売)

作品紹介・あらすじ

1932年に新潟に生まれ、大学卒業後、一貫してサッカー取材を続けてきた著者。Ｗ杯は1970年のメキシコ大会以来、欠かさず現地取材に飛んだ。誰よりも長く、深く知る人間が語る「フットボールの神髄」。

感想・レビュー・書評

[さぬきうどん人さんの感想 · 2015年2月27日]

1958年、日本ではほとんど知られていないスウェーデンワールドカップの記事を書き、1970年メキシコワールドカップでは自腹で現地取材。日本人のワールドカップ報道者の第一人者である著者が語るワールドカップうんちく。

オリンピックとの違いや日本のワールドカップ参加がもたついた理由だなど「へー」とうならせる豆情報が満載。さすが半世紀以上のワールドカップ体験者は違う。

と、読み応えのある前半だったのだが、後半はワールドカップのチケットの取り方や現地での宿泊、移動手段、費用などについてが延々と語られる。正直、この本に求めているのは「ワールドカップ」のことであり、ワールドカップ観戦のコツなんぞは求めちゃいないんだけど。なんで、こんなガイドブックに載せるような話に脱線したのか。せっかくの前半が台無しだ。

[Garnetさんの感想 · 2014年7月13日]

長沼さん、記者にホテル代払わせちゃダメでしょ！

[dribbler18さんの感想 · 2014年6月18日]

ベテラン記者ならではの書き方。