櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 981
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041016305

作品紹介・あらすじ

平凡な高校生の正太郎と、鋭い観察眼を持つ骨フェチ美女の櫻子。息の合ったコンビで、死にまつわる謎を解明してきた二人だが、因縁の事件の調査のため、函館に旅をすることになり・・・。シリーズ初の長編!

感想・レビュー・書評

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  • 蝶形骨の話が続く
    10年前の女性看護師死亡の事件を掘り起こしていく話
    法医学者の叔父の昔のファイルが参考元。

    ラストは、なんかポカーン
    それで「あなたが犯人です」って指摘されてもなぁ

    前作で出てきた画家がまた絡む話
    モリアティーニ教授の役どころ
    今回は長編ひとつだけ
    なんか無理やり引っ張った印象

    104ページにウニの甲羅?甲羅か?

  • 良い

  • 初の長編だけどサラサラと読めた。2人の今までの関係が壊れてしまいそうで、この先が気になる。正太郎の気持ちとお母さんの気持ち、どちらに寄り添ったらいいのか、、、

  • 函館編。
    山路さん、再登場。正太郎、刺される。
    蝶形骨コレクターの影が見え隠れ。

  • 【再読】蝶形骨が失われた頭蓋骨が見つかった前回の事件。それは櫻子の叔父・設楽教授が過去に遭遇した同様の事件に関係しているのか?それを調査するため函館に向かった櫻子と正太郎は、設楽のファイルを元に彼の足跡を辿り、やがて真実へと至るのだが…。血縁という逃れることの出来ない人間関係の中での憎しみというのは、やっぱり見ていてつらいですね。肉体的にも傷つけられ、櫻子たちが正太郎の背後に見ていたものが明らかになる今回でしたが、それらが櫻子と正太郎のこれからにどう作用するのか…。花房の動向と共に今後が気になります。

  • 今まで以上にサスペンス色が強くなっていた。今回は設楽教授視点でエピソードか進んでいくなか、櫻子さんが冷静に推理をしていく様子が新鮮だった

  • シリーズ通しての敵が形作られてきた本作。でもって、それがどこまで関与してくるかわかりませんが、そろそろ間が空いて内容を覚えていない1作目、2作目の再読を考えないとならないのではないかって感じです。北海道の広さと寒さがベースにある温度の低めなストーリーはまだ佳境ではない冊数を残しておりますが、シリーズ初の長編と言われるストーリーは過去のレポートと並行し、現在を追うという王道の仕掛けからの急転直下のクライマックスまで駆け抜ける感じが良かったです。

  • 個人的にはだんだん正太郎くんに好感が持てるようになってきて、ますますこのシリーズが楽しめるようになった

  • この巻は、現代日本を舞台としているのでかなり無理があると言わざるを得なかった。時代や環境で流石にそこまでは・・・・という行動を取ると一気に冷めてしまう。

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著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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