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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041016411
作品紹介・あらすじ
代筆を生業とする中川恭次郎は、列車の中に鶯色のリボンと庇髪の少女を目撃し、愕然とした。あれは田山花袋の小説に出てくる少女ではないか。恭次郎と井上通泰は、探偵もどきの冒険に身を投じることになる。
感想・レビュー・書評
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誰がホームズなのか
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「バリツ」
小説になった事件。
彼の追い求める先にどんな答えが待っているのか予想も付かないが、こうも逢いに行く人が亡くなっているとどうにもならないな。
「ハンサム・キャップ」
検死室では浮かばない。
確かに自分の死の原因など一番知っているのだから、それを見つける為に態々自分の身体を解剖される様子を見るなんて嫌だろうな。
「ビーチャム・ピルズ」
旦那を追い死を選んだ。
実際には彼の元に現れたからこそ彼女の死に気付いたのだが、周りに伝えるのであれば虫の知らせという言葉が一番都合がいいのだろうな。
「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」
全ての事件の真相は。
目が無くなっていた理由は彼女に魅入られたからなのか、彼女が相手を選び呼び寄せたのかは分からないが目を抉れ殺されたというのはな。 -
【544】
前提となる人物背景を知らないので、わからないところも多かった。
大塚英志ホラーのわりに毒気は少なめ。
やや物足りない。 -
漱石の文体を意識してるのかな…時代背景の色々なペダントリについていけなくて、とても読みにくかった、残念。
著者プロフィール
大塚英志の作品





