災厄

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 120
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041016893

感想・レビュー・書評

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  • 83突然原因が分かってしまう構成が残念!こう言う結末ならもっと前段で前振りはいるよねえ

  • 義務感と使命感。判断材料の乏しい中、二つの感情をむき出し抗うことで「得体の知れない面白さ」が生まれて来る。大好き系な小説だったので、途中の誤植が何とも残念だ…。面白かったけどさ。

  • 【あらすじ】
    高知県のとある集落で、住民全員が集団死する事件が発生。調査が開始されるが、同様の事件が付近の集落で続発、徐々にその範囲を拡大していた。厚生労働省キャリアの斯波は、政府内の対策本部で事件の原因をウイルス感染と主張するが、テロリズムだと主張する反対勢力に押し切られてしまう。本部の迷走に危機感を覚えた斯波は、原因究明のため自ら四国へと乗り込む。一方、斯波の同期で、かつて斯波に陥れられて広島の検疫事務所に左遷された宮野は、事件解決への道筋を描けないまま、被災者の救護に奔走していた。災厄に立ち向かうため因縁のふたりが再び手を取り合ったとき、浮かび上がる驚愕の真実とは―!?

    【感想】

  • テロなのかパンデミックなのか?一つ判断を間違えれば国の存亡にかかわる一大事。だからこそ官僚の方々には国民の代表である責任を持って真摯に事に及んで欲しい。そして私達ももっと真剣に官僚を選ぶべき。最後で、やっぱりこれはテロだったのではないか、と疑問視された所を読んだときちょっと寒気を感じてしまった。現実あってもおかしくない出来事なのが恐ろしい。最近流行っているデング熱ももしかしたらこの類なのか?とふと思ってしまった。

  • 過疎化の進む村で起きた集団死から始まる災厄。
    テロなのか感染症なのか、得体の知れないもの・目に見えないものが故に恐怖が増長する。
    役人の手の平返しにも慄くけど、斯波の考え方・姿勢が変化していく様はとても清々しい。
    災厄の正体は、なるほどっ!と思ったけど、現実で起こったら怖すぎる。。これ以上の災厄が降りからないことを祈ります。

  • 四国を襲う謎の致死率99%超の災厄、感染症かテロ攻撃か何も分からないまま人が死んでいく……という話。周木律作品なのに被害地図がなかったのはさておき、作中事件の科学的妥当性は怪しいものの、1アイディアだけでよくここまで話を広げたなあというのが素直な感想でした。

  • 高知県の山村で突然大量の住民が死亡する.次第に高知県全体に拡大する.官房長官、警察庁長官、厚生労働大臣などが対策会議を開催し、テロだとの結論で対応することになる.厚生労働省の斯波参事官はパンデミックだと発言し、会議で非難を受ける.最終的には同期で広島にいる宮野の助けで、原因を突き止めるが、官僚と政治家のやりとりが面白かった.某隣国の関与を示唆する記述に可能性はあるなと感じた.面白くて一気に読破した.

  • 図書館にて借りる。本当にこんな事が起きたらこわすぎる(泣)

  • これは本当に『堂』シリーズの周木律なのだろうか…?
    なんて疑問が浮かんでくるくらいに作風が違う。

    とことん本格ミステリであろうとする『堂』シリーズとは180度方向転換している。本作は未知の感染症か、はたまたバイオテロかにより四国全域が死の国と化し、日本国中が恐怖に怯えるサスペンスものとなっている。

    意外や意外(失礼か)
    これがかなり面白い!
    息もつかせぬ展開でラストまでぐいぐい引っ張っていき、意外な真相まで用意してくれる。
    不審死の原因は、張り巡らされた伏線を回収しながら突き止めらるため本格ミステリ好きな方でも十分楽しめるかと。

    周木律の才能を垣間見れた一冊でした。

  • 検体採取なら、病院で亡くなった人からすればいいのでは。

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著者プロフィール

某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人~The Book~』(講談社ノベルス、のち講談社文庫)で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。著書に『LOST 失覚探偵(上中下)』(講談社タイガ)、『アールダーの方舟』(新潮社)、『暴走』(KADOKAWA)、「猫又お双と消えた令嬢」シリーズ、『災厄』、『CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班』(原案/金城一紀)(角川文庫)、『不死症(アンデッド)』、『幻屍症(インビジブル)』(実業之日本社文庫)などがある。
〔堂″シリーズ既刊〕
『眼球堂の殺人 ~The Book~』
『双孔堂の殺人 ~Double Torus~』
『五覚堂の殺人 ~Burning Ship~』
『伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~』
『教会堂の殺人 ~Game Theory~』
(以下、続刊。いずれも講談社)

「2018年 『教会堂の殺人 ~Game Theory~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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