青龍の虜 (角川ルビー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017104

感想・レビュー・書評

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  • 受けが攻めを騙すのに延々頭の悪い嘘の告白をするの読むの苦手な部類なんだけど、予定調和に進まなくてイマイチ先が読めないところが良かった。お互いがお互いを騙そうとしてて、ただし絆された部分もあるので逆に行動の一貫性がとれてないのは面白かった。宝石デザイナーって設定もちゃんと話の肝になってて実際に仕入れに行く話入ってたりとちゃんとお仕事もの要素があるのもポイント高い
    主人公は脅されて恩人の息子の愛人をしてたんだけど、デク人形パターンであっさりしてた。体が籠絡されてる方が好みだけど、初々しさが攻めにハマった話なのでまあ
    攻めがこういうパターンのキャラねと見せたところで、その後ちゃんと血の通った人間なんだなって動きをするのが著者のうまいところ。何となく受けを一方的に信じる定型的な動きをする攻めのが多いので。普通に受けに腹立って嫌がらせしたりとかするのが良かった

  • 作者デビュー作。
    大企業の専務とその愛人秘書。専務の宝飾品が盗まれ、その犯人を探すために秘書がついた嘘が…
    嘘から出た…なお話。愛もなく愛人にされている秘書がせつない感じになっちゃってる。

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著者プロフィール

第14回角川ルビー小説大賞にて奨励賞を受賞しデビュー

「2016年 『軍神皇帝の寵花 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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