受けが攻めを騙すのに延々頭の悪い嘘の告白をするの読むの苦手な部類なんだけど、予定調和に進まなくてイマイチ先が読めないところが良かった。お互いがお互いを騙そうとしてて、ただし絆された部分もあるので逆に行動の一貫性がとれてないのは面白かった。宝石デザイナーって設定もちゃんと話の肝になってて実際に仕入れに行く話入ってたりとちゃんとお仕事もの要素があるのもポイント高い
主人公は脅されて恩人の息子の愛人をしてたんだけど、デク人形パターンであっさりしてた。体が籠絡されてる方が好みだけど、初々しさが攻めにハマった話なのでまあ
攻めがこういうパターンのキャラねと見せたところで、その後ちゃんと血の通った人間なんだなって動きをするのが著者のうまいところ。何となく受けを一方的に信じる定型的な動きをする攻めのが多いので。普通に受けに腹立って嫌がらせしたりとかするのが良かった