夏の塩魚住くんシリーズ (1) (角川文庫)

著者 :
制作 : 岩本 ナオ 
  • KADOKAWA/角川書店
3.93
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本棚登録 : 543
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017715

作品紹介・あらすじ

普通のサラリーマン、久留米充の頭痛の種は、同居中の友人・魚住真澄だ。誰もが羨む美貌で、男女問わず虜にしてしまう男だが、生活力は皆無。久留米にとっては、ただの迷惑な居候である。けれど、狭くて暑いアパートの一室で顔を合わせているうち、どうも調子が狂いだし…。不幸な生い立ちを背負い、けれど飄々と生きている。そんな魚住真澄に起きる小さな奇跡。生と死、喪失と再生、そして恋を描いた青春群像劇、第一巻。

感想・レビュー・書評

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  • うっかりはまる。
    主役のストーリーも良いけれど、サイドキャラクタがとんでもなく魅力的。
    マリさんは徹頭徹尾素敵だし、濱田先生は最初当て馬!苛つかせるのうま!って思ってたのに途中から一番好きになった。

  • 腐歴十数年の自分…今まで何度か夏の塩を、目にしてきたのだけれど。既に全巻刊行されているシリーズものは気後れして、機会を逃してました。シリーズ名も<魚住くんシリーズ>?なんか食指が動かん…とか思っていたら。さすが、三社で復刻されてきただけはありました!面白かった!

    リーマン×味覚障害の大学院生(居候)無意識に攻めがいないとダメ人間になっていく受けがよい。過去の重い話も軽く流す展開だけど、確実に登場人物たちの心に変化を与えているのが分かる。

  • 色々壊れてしまっている魚住くんに、久留米が今後どう寄り添っていくのか…。
    2人の今後に注目!笑

  • 前々から気になっていたから、買ってみた。
    割と最近商業ホモに目覚めて、初めてのBL小説はこれにしようと思った。
    一般レーベルから出てるBLとか気になりすぎて読むしかなかった(笑)
    ほんと凄いよな、一般レーベルから出てるなんて。

    魚住の人生が色々と壮絶過ぎて…。
    過去に男に強姦て…。
    それに養子で、その養い親とその家族は良い人達だったのに、交通事故でみんな死んでしまったとかどんだけ壮絶なんだよ…。設定てんこ盛り過ぎやろ。
    魚住には幸せになってほしいなぁ。
    魚住が子供なのは、そういう生い立ちと男にヤラれたのとがあってどっか壊れちゃってるんだな。
    味覚障害が久留米のおかげで治ったのは本当に良かった!
    あのシーンは悶転がった!笑
    汗を指で舐めとり、そこから汗の臭いを嗅ぐために顔を首に寄せるとか堪らんわ!
    魚住は無自覚の行動が超小悪魔だよなぁ。
    酒飲まないよう気をつけてたのはいいけど、濱田と結局キス止まりだけどしちゃったもんな。
    酔った時の誘い方もまたエロい。
    酔った時は仕方ないにしても素面の時の価値観というか貞操観念というかズレてるから、伊東に誘い受け仕掛けてしまってるのがほんと小悪魔。
    伊東はくらっくらしちゃうな。
    しかも、またそのときに濱田と2回目のキス。
    それも、かなり濃厚なのを。
    濱田、ほんと魚住のこと好きなんだな。
    だけど、魚住は酔った時に、脱インポしたきっかけが久留米で且つ久留米によってもたらされる安心感と何にも執着しないのに久留米への執着心と久留米で感じて抜けちゃっただとか、色々気づいて自覚して久留米への想いを自覚しつつあるから、それを濱田も勘付いてる。
    濱田は噛ませになるかな。

    こんなぶっ飛んだ魚住に付き合えるのは、久留米みたいな超鈍感男で、魚住の事情なんか一切気にせずバカだと罵りながらケツを蹴って一緒に隣で歩かせることが出来る奴じゃないと。

    こうまで相性が限定されて且つ身近な相手で友達とかいう関係性大好物です!!!

    色々気になることもあるから早く2巻読まなくちゃ。

  • 初めてのBL。カブキブ!が好きなので読んでみました。とても読みやすくキャラクターもよく、テンポよく読みました。続きも気になります。

  • 最初の話は美しかった。 汗を舐めてしまう… なんだか詩的な甘美さがあった。
    が、しかし想いが進んでいくにつれて、ただのBL感というか、登場人物の現実味のなさが突きつけられた。 嫌いではないが、万人に受け入れられるような小説ではないなぁ、という印象。

  • 久々にBL系小説を読みました。文庫の背表紙解説だけでは、それだと気づかずに購入してしまいました。キレイな表現が多くキャラクターも好きなので、続けて読んでみようかな。

  • 何気なく買ってハマってしまった。
    BLなんだろうけど、だからこその心理描写に引き込まれる。
    明日、大人買いしよ…好きな作家さんが増え楽しみが増えた。

  • すごく面白かった。
    文体が私好みなのもあって読みやすさは抜群。表現がいちいち好みだった。
    これはBLというよりも純粋な愛の話だなぁ、と。
    愛を描いた話。
    BL小説苦手……という方でも気に入るのではないかと。

  • なかなか際どい描写があった。
    文庫本だから大丈夫かと思ってたが、そうではなかった。
    でも、2人の精神的な依存関係が進んでいく様子は面白かった。

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プロフィール

東京都出身。代表作は「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、『ここで死神から残念なお知らせです。』(新潮文庫nex)等。榎田尤利名義でも著書多数。巧みなストーリーテリングと、魅力的なキャラクター描写で、多くの読者を魅了している。

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