- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041017715
感想・レビュー・書評
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うっかりはまる。
主役のストーリーも良いけれど、サイドキャラクタがとんでもなく魅力的。
マリさんは徹頭徹尾素敵だし、濱田先生は最初当て馬!苛つかせるのうま!って思ってたのに途中から一番好きになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何気なく買ってハマってしまった。
BLなんだろうけど、だからこその心理描写に引き込まれる。
明日、大人買いしよ…好きな作家さんが増え楽しみが増えた。 -
すごく面白かった。
文体が私好みなのもあって読みやすさは抜群。表現がいちいち好みだった。
これはBLというよりも純粋な愛の話だなぁ、と。
愛を描いた話。
BL小説苦手……という方でも気に入るのではないかと。 -
魚住くんシリーズはシリーズ中どのお話でも、一度は泣いてしまいます。
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何度読んでも、魚住の生きてきた過酷な環境の中で久留米やマリちゃんサリーム、響子ちゃんに濱田さん諸々、みんなに出会えて良かったねって思う。何と言っても、魚住に「巻き込まれない」久留米の存在がとても大きな作品。
また、榎田さんの、柔らかいけど伝えたいことはダイレクトに伝わってくる文章がいい。生きることとか、死んでいくこと。
逝く人と、置いていかれる人のことを改めて考えさせられる作品だと思います。 -
危なっかしいし、もどかしいし。これは先を読まずにはいられない。
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もともとはノーマルだった二人(男同士)がお互いを恋愛の対象と意識し初め、困惑する気持ちを描いた序章に位置する作品。
緩く、不運な雰囲気を纏う学生の魚住くんと硬派で実直な社会人の久留米くん、対極にある設定が生かされていると思う。
魚住くんは、幼い頃持ち得なかった暖かさや包み込むような安堵感を求めているんだろうなぁ。それを与えてくれるのが久留米くんだった。久留米くんの持ち前の性格が魚住くんの気持ちとマッチして、お互いを求めるようになったのかも知れない。
二人の友人の「マリさん」がいい味出してます。
これからの二人が楽しみ♪ -
主人公・魚住を含む登場人物が全て魅力的。こんな人達に恵まれて、魚住は幸せですね。だから、彼も人間らしくなって来た(笑)