約束の森 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.96
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本棚登録 : 966
レビュー : 119
  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017784

作品紹介・あらすじ

警視庁公安部の刑事だった奥野侑也は、殺人事件で妻を亡くし退職を決めた。孤独に暮らしていた侑也に、かつての上司を通じて潜入捜査の依頼が入る。北の果てに建うモウテルの管理人を務め、見知らぬ人物と暮らしながら疑似家族を演じろという。侑也が現地に赴くと、そこにいたのは若い男女と傷ついた1匹の番犬だった。やがて闇に隠れた謎の組織の存在と警察当局の狙いが明らかになり、侑也は眠っていた牙を再び甦らせる-。

感想・レビュー・書評

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  • 初めての作家さんですが、まさに解説の書店員さんの言う通り、弛緩と緊張のバランスが絶妙な作品であり、最後のクライマックスに入ってから一気に読まなくてはならなかったです。
    ところどころの台詞にもめちゃくちゃ刺さりまして、ストーリーも登場人物もすごく魅力的で、最高に感動しました。

  • 20190208 後半から一気に読み進めた。マクナイト含め偽装家族が本当の家族のようになってい様が良かった。はじめてのハードボイルドだけど、マクナイトやどんちゃんに癒された。

  • 初☆作家さん。私の大好きな匂いがぷんぷんして、最後まで楽しめました♪ハードボイルドの侑也、可愛いフミ、生意気だけど仲間思いの隼人。ある任務で集められた偽家族。チョットずつ思いやる3人のやり取りがクスッと笑えてウルッとしちゃう。マクナイト(ドーベルマン)の成長ぶりもウルッと来るし、敵??だと思った赤城がまた!いい奴!物語りはチョット設定が大きいけど、登場人物みんなが私好みデシタ♪続編あったら絶対に読みたいなぁ。それぞれに傷付いた過去も偽家族の偽物じゃない思いやりに癒されて行くはず。どんちゃん可愛い

  • 2018.10.25.読了
    ああ、この作品はおもしろかったとか感動したとかいう場合何年後かに題名をみて、確かこれはこれこれこんな作品だったとあらすじを大まかに覚えていると思うんです。
    逆に面白くともなんともなかった作品は、例えば1年後に題名をみても装丁をみてもどうにも内容が思い出せないなんてことになるのが私の読書なんですが、、、
    この作品、内容的にはどうにも納得のいく感想が書けないおもしろいような面白くなかったようなはっきりしないレベルの作品で、きっと私は1年後に内容を忘れてしまっていると思われるんです。
    でも、装丁をみたら、すぐに思い出すと思うんですよ、マクナイトを。。。
    優秀で愛おしい思わず抱きしめたくなるようなドーベルマンのマクナイトを。
    本当にそれだけの作品です(笑)

    最近いい作品に出会えない!のめり込みたい!貪り読みたい!チクショー♪

  • 妻を亡くし刑事を辞めた四十九歳の侑也、学校に通ったことのない二十三歳のふみ、元陸自で隻腕の十九歳の隼人が、秘密の任務で疑似家族を演じる。後半の運命共同体の三人の危機と銃撃戦が激しい。虐待されていたドーベルマンのマクナイトと絆を結ぶ侑也の丁寧な描写に引き込まれ、ふみのオウムのどんちゃんにも癒された。

  • ボリュームがあるハードボイルドでそれぞれの人物の背景が丁寧に描かれていて感情移入が出来た。犬好きなので、マクナイトの活躍と冬子に押し返される所がホッとした。
    組織関係が少し複雑で理解するのが難しかったが、前半のヒューマンドラマと後半のハードボイルドが絡み合ってとても印象に残る作品だった。

  • 主人公の好きな映画がモロはまりで、あの頃のいわゆるハードボイルドファンにはたまらない。内藤陳さんが生きていたら、大絶賛かな。

  • Nやスカベンジャーが最後までよくわからなかったな。暴力がチラつく物語の中で侑也とマクナイト、それを取り囲む踏む隼人、赤城、治子、惠造たちの関係はどこか清々しいかった。強さに裏打ちされた優しさみたいな、粗暴だけど痛みが分かる人たちだ。侑也とマクナイトの会話がちょっとカッコよかったなぁ、ハードボイルドは感じで。マクナイトの言葉が少しおっさん臭いけど。冷静に考えるとそんな訳ないじゃんってことが盛り沢山なんだけど、それを越えて読ませてしまう何かがこの物語にはあったかな。あっ、ストリート・オブ・ファイターはやっぱり名作だと思います。この物語に似てるんじゃないかな。

  • 元公安で奥さんが亡くなっている、「MOZU」かよ!って思ってしまった(^_^;)

    マクナイト、健気(T_T)
    侑也もふみも隼人も良かったな。

    最後のドタバタ感が残念だったな

  • 面白かった~!
    ハードボイルドだし、登場人物多いし読めるかな?って思ったけど、(本の読みすぎによる)腱鞘炎なのも忘れて一気読み。
    暗い過去を背負った3人の他人と、一匹の犬、それから鳥が衝突しながらもゆっくり家族になって、最後は互いを想い合って闘う話。
    一番好きなのは、まだ3人が他人行儀だった頃、隼人の一言でふみが泣き出して、侑也、隼人共々あたふたするシーン。
    きっとまた読む。

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