約束の森 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.99
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本棚登録 : 814
レビュー : 104
  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017784

作品紹介・あらすじ

警視庁公安部の刑事だった奥野侑也は、殺人事件で妻を亡くし退職を決めた。孤独に暮らしていた侑也に、かつての上司を通じて潜入捜査の依頼が入る。北の果てに建うモウテルの管理人を務め、見知らぬ人物と暮らしながら疑似家族を演じろという。侑也が現地に赴くと、そこにいたのは若い男女と傷ついた1匹の番犬だった。やがて闇に隠れた謎の組織の存在と警察当局の狙いが明らかになり、侑也は眠っていた牙を再び甦らせる-。

感想・レビュー・書評

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  • ボリュームがあるハードボイルドでそれぞれの人物の背景が丁寧に描かれていて感情移入が出来た。犬好きなので、マクナイトの活躍と冬子に押し返される所がホッとした。
    組織関係が少し複雑で理解するのが難しかったが、前半のヒューマンドラマと後半のハードボイルドが絡み合ってとても印象に残る作品だった。

  • 主人公の好きな映画がモロはまりで、あの頃のいわゆるハードボイルドファンにはたまらない。内藤陳さんが生きていたら、大絶賛かな。

  • Nやスカベンジャーが最後までよくわからなかったな。暴力がチラつく物語の中で侑也とマクナイト、それを取り囲む踏む隼人、赤城、治子、惠造たちの関係はどこか清々しいかった。強さに裏打ちされた優しさみたいな、粗暴だけど痛みが分かる人たちだ。侑也とマクナイトの会話がちょっとカッコよかったなぁ、ハードボイルドは感じで。マクナイトの言葉が少しおっさん臭いけど。冷静に考えるとそんな訳ないじゃんってことが盛り沢山なんだけど、それを越えて読ませてしまう何かがこの物語にはあったかな。あっ、ストリート・オブ・ファイターはやっぱり名作だと思います。この物語に似てるんじゃないかな。

  • 元公安で奥さんが亡くなっている、「MOZU」かよ!って思ってしまった(^_^;)

    マクナイト、健気(T_T)
    侑也もふみも隼人も良かったな。

    最後のドタバタ感が残念だったな

  • 面白かった~!
    ハードボイルドだし、登場人物多いし読めるかな?って思ったけど、(本の読みすぎによる)腱鞘炎なのも忘れて一気読み。
    暗い過去を背負った3人の他人と、一匹の犬、それから鳥が衝突しながらもゆっくり家族になって、最後は互いを想い合って闘う話。
    一番好きなのは、まだ3人が他人行儀だった頃、隼人の一言でふみが泣き出して、侑也、隼人共々あたふたするシーン。
    きっとまた読む。

  • 大好きな一冊。
    長い、と思われる方も居ると思うが、なんだかんだで無駄には感じず、最後の盛り上がりまでしっかりと読み応えがあったと思う。
    おっさんの強さが大好き。

  • スカベンジャーとかNとか難しくて正直あまり確認せず読み進めたので全部は把握してないけど、それでも楽しめた。
    侑也がこんなに強いおじさんだったなんて、、タフで穏やかで敵をどんどん倒してかっこよすぎました。
    思ったより黒くてダークな話だったけど警察の無能ぶりと計画の破綻ぶりががっかり感半端なく、振り回されるふみちゃんと隼人が可愛そう。
    宿のオーナー治子と恵造がいい人すぎて、とてもいいキャラで、ほのぼのしました。
    そしてなんといってもマクナイト!!!マクナイトかっこいい。警察犬になれなかった?犬だけど、酷い扱いを受け続けて人間不信になりかけていたところを侑也が救って良かった。
    犬は苦手だけど、マクナイトはほんとに賢くて強くてステキな犬だなと思った。こんな犬ほんとにいるの??
    映画とかなってもすごいハラハラして見応え抜群で、キャラもたっていて色んな人が出てきて、心温まるし最後の奥の院での戦いがものすごい迫力だし、敵のキャラも面白くてショッカーやチョーク等恐ろしいスカベンジャーメンバーもいて、警察が踊らされて、謎の丹野さんの活躍はじめふみのナイフ技などの伏線があって面白いので、いいと思います!!
    マクナイトと侑也の絆につい涙腺が緩みます。
    侑也の亡くなった妻への思いも深くて悲しい人だけど、信頼できる、愛情深い人であることが伝わってきて、だからふみも隼人も心を開いたんだと思います。

    完璧に理解できなかったけど、読み応えある面白い小説でした!

  • ややキザめ。ハードボイルドって
    こう言うものかな?
    我慢して読まなきゃならない部分があって
    その分最後爆発する展開

  • 長かった。事件の真相に近づくのに長すぎて…だらけそうになったけど人間模様は気になる所で、またその近くにいる動物達は微笑ましいく周りが一つになる心地良さで救われた。何だかんだで最後はハッピーな気分で終われたので良かった。知らない者同士やはり腹を割って話した方が良いと思った。

  • 評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    警視庁公安部の刑事だった奥野侑也は、殺人事件で妻を亡くし退職を決めた。孤独に暮らしていた侑也に、かつての上司を通じて潜入捜査の依頼が入る。北の果てに建うモウテルの管理人を務め、見知らぬ人物と暮らしながら疑似家族を演じろという。侑也が現地に赴くと、そこにいたのは若い男女と傷ついた1匹の番犬だった。やがて闇に隠れた謎の組織の存在と警察当局の狙いが明らかになり、侑也は眠っていた牙を再び甦らせる―。

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