新訳 原因と結果の法則 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017913

感想・レビュー・書評

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  • 人が成功するための思考の持ち方が書かれた本。良い考えのもと、良い行いをすれば、良い結果が得られるというシンプルな教えが書かれていた。ここに書かれているような事は他の本で何度も見たことがあるが、たぶんみんなこの本を読んだのだと思う。

    「自分の人生は自分次第であり、人生は自分の責任である」

    人や環境のせいにする暇があるなら、自分で何がダメなのか考えてどんどん行動していきたい。

  • 繰り返し読もう

  • ・聖書の次に読まれている世界的ベストセラー
    ・「人は自分が思っているとおりのものになる。これは人間そのものの在り方だけでなく、人生の全ての条件や環境でさえも自分が作っている。」
    ・「人は自分が思考するものになる。」
    ・行動は思考の花。喜びや苦しみはその果実。
    ・私たちの人生はある法則に従っている。それが「原因と結果の法則」。これは絶対的なもので揺るぎがない。
    ・「人は自分の思考の主人であり、自分の性格の形成者である。また、人生の条件、環境、運命の創造主でもある」
    ・自分のエネルギーを良い方向に転換し、自分の思考を有益なことに向ければ良い。
    ・自分自身の意識的なマスターになるためには、自分自身の内側をよく見て「思考の法則」を発見することが唯一の方法。
    ・思考の法則の発見とは、この法則の使い方を学ぶこと、自分を見つめて自己分析すること、そしてそれを経験すること。
    ・自分自身の存在の真理とは、自分自身が自分の性格の創造主である、自分の人生は自分自身で想像している、自分の運命は自分自身で作っている。
    ・私たち人間は自分のマインドから、誤った考え、役立たない考え、不純な考えを全て取り除く必要がある。
    ・このようなことを追求していくうちに、私たちは遅かれ早かれ、自分が自分の人生に全責任を負っている監督であることを発見する。
    ・人生には偶然と言う要素は一切ない。
    ・環境は思考の持ち方によって変わる。
    ・人は自分が欲しいものを引き寄せるのではなく、自分の心の状態にふさわしいものを引き寄せる。
    ・私たちは外側の環境をなんとか改善しようと必死だが、自分自身を変えようとはしない。外側に起こっている「結果」に対して常に反抗する一方、自分の心のなかに日々「原因」を養い育てている。
    ・自分のマインドと人生に起こる原因と結果の法則の働きをよく観察し、外に起こることが原因ではなく、自分の中に原因があるとわかればフラストレーションは起こらない。
    ・良い思考から悪い結果が生まれる事はない。悪い思考や悪い行動が良い結果をもたらすこともない。 とうもろこしからはとうもろこししかできない。この法則が自然界の中で機能している事は誰もが知っているが、それが私たちの人生の精神的、道徳的世界においても全く同じように機能しているという事実を認識している人は多くない。
    ・苦しみは常に何らかの誤った思考の結果。苦しみはその人が自分自身との調和、そして自分の存在の法則との調和に失敗していることの明確な印である。
    ・完全に浄化され純粋になった人は、苦しみから抜け出すことができる。
    ・私たちは、自分の環境を直接的に選択することはできないが、自分の思考は選択できる。
    ・人間は心にしっかりとした目標を持ち、その目標の達成を目指さなければならない。そして自分の目標を常に思いの中心に据えなければならない。
    ・私たちはこの目標を自分の第一の義務であると心得、自分の設定した目標の達成に全力を注ぐべき。
    ・たとえ、その目標の達成に繰り返し失敗したとしても、(弱さを克服するまでは失敗は必要)それを通して身に付けた心の強さ、性格的な強靭さこそが、真の成功のバロメーター。
    ・大きな目標がまだ見つかっていない人は、いかに小さくてつまらないものに見えても、今目の前にある自分の仕事に思考を集中する。目の前にある今やるべきことを完璧にやり遂げるように努力することによってのみ、思考が1カ所に集中して磨かれ、決断力とエネルギーが開発される。
    ・私たちは目標を決めたなら、そこに至るまっすぐな道を心に描かなくてはならない。疑いや恐れは厳しく排除しなければならない。疑いや恐れの思いがあっては、何事も達成できない。
    ・自分の状況を変えることができるのは、自分だけ。
    ・私たちの成功は、自己コントロールなくしてはありえない。自分の混乱した動物的な欲望を抑制し、自分の計画の進展に心を注ぎ、自分に自信を持ち、自分の決意をいかに強く保てるかにかかっている。
    ・「あなたのビジョンを大切にする。気高い夢を持ちなさい。あなたは、あなたが夢見た人間になります。」
    ・自分が思考によって作られた存在であることを理解すればするほど、人の心は平和になる。なぜならば、このことを知るためには、自分以外の人たちもそれぞれの思考によって作られた存在だと言う理解が必要だから。

  • 成功哲学の原著とも言うべき超古典。全ての成功哲学はここから始まった。

  • 理屈抜きで、この本の言葉を信じ、生き抜くことのできる人が、真の幸せを掴むことができると思う。稲盛和夫さんも言っていた”因果応報の法則”と同じだった。”長期的には必ず善因は善果に通じ、悪因は悪果を呼び、因果の辻褄が合うようにできている”というもの。
    また、成功した人は、陰で多くの試練や失敗、暗闇や心痛を経験してきたということを 改めて考えさせられた。表面上だけで 安易に羨望の眼差しを向けないように 気を付けよう思った。
    また、憧れのROLAはこの法則の通りに生きれていると思った。改めて尊敬した。
    原因と結果の法則を心から信じ、努力を惜しまず、愛に溢れた人間を目指したい。何度も読み返したい本です。

  • まさに真理だが、具体例がないので自分で現実と照らし合わせながら理解していくしかない。
    じっくりと何回でも繰り返し読むことで理解が深まりそう。

著者プロフィール

1864年、イングランド中部レスターに生まれる。家業は靴下編み工場だったが、15歳のとき渡米した父親が亡くなり、学校を退学して自らも靴下編み工場で働く。17歳のときに父親の蔵書だったシェークスピアに没頭。その後、労働以外の時間をすべて読書にあて、エマーソンやトルストイを読みふける生活を続けた。25歳の頃、故郷のレスターからロンドンに移り、個人付き秘書として働きながら、執筆活動を始める。1902年、雑誌「The Light of Reason」を立ち上げ、その編集にあたるのを機に執筆に専念。29歳でリリーと結婚。ロンドンからイルフラクームに居を移し、生涯ここで暮らすことになる。1912年に48歳で亡くなるまで、本書をはじめ19冊の著書を刊行。後の世界に広範な読者をもつ。

「2019年 『人は考えたとおりの人間になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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