敗者たちの季節

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  • KADOKAWA (2014年7月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041018378

作品紹介・あらすじ

甲子園初出場をかけた地区予選決勝で敗れ、海藤高校野球部の夏は終わった。だがそこへ、優勝校・東祥学園が出場を辞退したという報せが届き――。敗者のままでは終われない。読めば誰もが胸打たれる鮮烈な青春小説!

感想・レビュー・書評

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  • 高校野球をテーマにしたのにスッキリしないですね。
    タイトルどうり。
    誰も勝ってないけど負けてもいないと思う。
    運命と言う感じかな。

  • 地方大会決勝で敗れるも、
    相手不祥事で甲子園出場。
    亡くなった父親が浮気してた話は不要かな。

  • ただ ひたむきに 野球

  • 高校野球や甲子園は、ドラマチックな話の宝庫なのでしょうが、こんな風に来たか!と思わず突っ込んでしまいたい気持ちになりました。各章に出てくる中心人物が持つ甲子園との関わり、それが甲子園初戦のスタンドや、グラウンドで回収されていきます。カメラワークの巧みさが心地良いです。試合が進みクライマックスが近くなるに連れて、どんどん物語の中に引き込まれて行きます。9回の裏の攻撃、代打で出た選手のボールの行方は・・・。ここからの繋ぎがたまりませんでした。

  • 読みはじめは、あーやっぱ女の人の文章だなあと思った。
    少年の感情が繊細に描かれていて、丁寧で。
    男子のごつごつしたというか不格好な感じが少ないよなと思った。

    ただ、章ごとに視点が変わるのと、試合の場面の緊張感でそれが薄れた。
    高校球児は純粋で真っ直ぐなイメージを抱いてしまうけれど、奥にはもっと複雑な心のうねりがある。それにも気付かされ、勝手な理想を押しつけてしまっているなとも反省。


    敗者たちの季節というタイトルが最後まで響いてくる一冊。

  • 久々に…「読んでいて嫌な汗をかいた」くらいの緊張と臨場感…そこに至るまでの様々な人間のドラマにも夢中になりましたが。面白かったけど人物全員把握しきれてないな、と何度か読み返してしまうお粗末な自分orzもう一度読んで、そしたらまた感じ方も変わるかな…読み終わったばかりで「もう一度」と思えた、すごい本でした。

  • バッテリーとは少し違うところから見つめている。
    バッテリーは中学生だったが、この作品は高校野球。
    一人一人の子供達に焦点を当てて進行するのはバッテリーと同じ。

  • 確かにネットで○○の為に頑張れとかよく見かける。そう思うことで頑張れる人もいるだろうし。そうじゃない人もいる。自分の為に、でもいいのに。たくさん奇跡が起きると読んでいておもしろくないなーと思っちゃうけど海藤高校に甲子園で一勝してほしかったなぁ。小城と郷田のバッテリーも
    海藤高校の試合を見て泣いた美濃原もかっこよかったけど、控え選手の佐倉や尾上も心が強くてかっこよかった。

  • 一つのエピソードに対して、様々な人物の視点で描かれる。
    人物設定・描写がリアル。台詞の一つひとつが最早生々しい。

  • 「マイナスオーラを出している人には絶対に近づかない。けど、その前に自分でマイナスオーラを絶対出さないって心しとかないとね。他人に迷惑かけるからね」
    ー小城紀子


    夏の甲子園大会地区予選の決勝戦。
    海藤高校は最終回に逆転負けをする。
    しかし、相手高校の不祥事により甲子園へ出場出来ることになる。

    勝敗。選ばれた、選ばれなかった。挫折。
    それらを経験したことによって大事な事や周りの人の事に気づけるんじゃないかな。

  • 甲子園初出場をかけた地区予選決勝で敗れ、海藤高校野球部の夏は終わった。
    だがそこへ、優勝校・東祥学園が出場を辞退したという報せが届き――。
    敗者のままでは終われない。
    (アマゾンより引用)

    甲子園って県代表になるってことはそれだけ価値があることなんだなぁ…
    時期的に今県予選やってるし、ちょっと高校野球観てみたくなったかも(o`∀´o)

  • タイトルから試合の結果なんかは想像ができるのに,緊張して早く次を読みたくなる。
    さすがだな,と思った。
    男性が読むのと女性が読むのとでまた印象が違いそうな作品。
    男性が持つ「高校野球」へのイメージと,女性が持つそれとはきっと違う。
    『バッテリー』を読んだときに感じた闇がここには感じられなかったので読後感も良かった。

  • 2015.12.14.甲子園地区予選、決勝大会。勝者と敗者。甲子園出場チームが背負ったもの。行けなかったチームが背負ったもの。ナイン一人一人のそれぞれの思い、それぞれのナインに関わる人たちを描いた連作短編集。面白かったが、ちょっと綺麗すぎるかなと思ってなかなか読み進められず、読了に時間がかかったのが意外だった。

  • 負けた者にしかわからない気持ち。一度は負けたけれども、再び闘わなくてはならない者の気持ち。それは経験した者にしかわからない。複雑な気持ちなんだ。

  • タイトルの通り、甲子園の敗者にスポットを当てた作品。高校球児、監督、新聞記者、かつての卒業生などなど、様々な目線から甲子園に対する話が紡がれていく。短編集のような印象を受けました。

  • 甲子園初出場をかけた地区予選決勝で敗れ、海藤高校野球部の夏は終わった。だがそこへ、優勝校・東祥学園が出場を辞退したという報せが届き――。敗者のままでは終われない。読めば誰もが胸打たれる鮮烈な青春小説!

  • ある意味、負けた人ばっかりが出てくる話。
    だからなかなかスカッとしないんだけど、そのへんはどうでも良くなってくる。

    何年か前の、毎晩やる甲子園のTV番組の主題歌だった、コブクロの「ダイヤモンド」と言う曲を思い出した。
    改めて聴いてみたら、この本との恐るべき相乗効果で、涙が出た。
    どれだけがんばっても、報われることはないかもしれない。
    それを知っていても、その一瞬に全てをかける。
    勝負の日を目指して。勝利を目指して。

    この本を書いたあさのさんも、この曲を作った小渕さんも、甲子園目指して野球に励んだことなんてないのに。。。
    もちろん私だって。
    すごいなぁ。

  • 甲子園初出場の夢が決勝で敗れたチーム。
    出場を決めながら辞退に追い込まれたチーム。
    それぞれの選手や監督、家族などの視線で
    予選決勝から甲子園初戦まで紡いでいる。
    とにかく爽やか。
    そしてほろ苦い。

    【図書館・初読・5/13読了】

  • あさのさんさすが…!というような話だった!まるで生の試合を見てるみたいに、グラウンドの土の匂いとか空とか、アルプスの歓声とか声援とかがとってもリアル…高校野球は何が起こるかわかんないしそこが本当におもしろいなあと思います。主人公以外にも対戦相手だったり試合を見守る人たちだったり、監督や記者からの視点もあって、いろいろな見方があるなあと思いました。

  • 何か…浮気、離婚、再婚のエピソードが多い気がする。

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著者プロフィール

あさの あつこ:1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『福音の少年』『No.6』シリーズ、『弥勒の月』『アーセナルにおいでよ』など多数。

「2025年 『あなただけの物語のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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