ユマニチュード 認知症ケア最前線 (oneテーマ21)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年10月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041018620
感想・レビュー・書評
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ユマニチュードについての取材をもとに書かれた本。
今まで読んだユマニチュードの本は、現場の方の書かれたものばかりだったので、「取材によってわかってきたこと」「取材を通して表現されたこと」は新鮮で興味深かったです。
ユマニチュードは、哲学であり、技術である。
人の尊厳を大切にしていることを、視線や姿勢、行動によって示していて、私もこの実践を続けていきたいと、改めて思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ユマニチュードは技術。だから、誰にでも身につけることができるようになる、はず。
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覚書
ユマニチュードの4つの柱
①見つめる②話しかける③触れる④寝たきりにしない
ケアレベルの設定
健康を改善 健康を維持 付き添う
立って体を拭くと筋肉が鍛えられ骨にカルシウムを定着させ呼吸機能が弱まるのを防ぐ
介護移住
特養を地方に整備すればコスト面でも都会の10分の1 衰退する地域の雇用創出や経済の活性化につながる
介護能力の高い介護施設へのショートステイと適切な精神科往診を組み合わせれば精神科病棟への入院をせずに治療が可能 -
youtubeで「クローズアップ現代」と「報道特集」の映像を見てから読んだのでわかりやすかった。認知症の母と接するうえで、この心構えと技術を生かせたらと思う。
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これから入門の本を読むための導入を意図しているのだろう。ユマニチュードの目を合わせる、触れる、ゆっくり話しかける、立つ、ポジティブなメッセージでコミュニケートする、が不自然な技法だというのがものすごくわかりやすかった。おそらく、