封鬼花伝 飛花薫るうたかたの口づけ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041018859

感想・レビュー・書評

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  • 刀火の血は鬼の気配を感じないのに、都に鬼が出て人が傷つけられる事件が起こる。千樹は異界へ通じる成る絵を描ける上に、描いたものが具現化する強い力もあるため、法師や先を読む能力のある者には危険視される日々。
    そんな中、鬼のために無法地帯になった千樹の国である上北国から、ある人物が来て、千樹の力で上北国を救ってほしいと誘う。
    お互い恋愛下手な刀火と千樹がなかなかラブラブにならない…。仕方ない、早く次を読もう。

  • シリーズ4作品目。

    綾峰様がかっこよくなってきてる。
    幸せになってもらいたい人だなー。

    雅近と頼近は入れ替わって、というか頼近か雅近になって柚葉に会ったり色々罠を仕掛けてそう…とか双子あるあるをすぐに考えちゃう。

    次巻が最終巻。楽しみだな。

  • 最初から最後まで雅近は厄介事持ってきますよね…?
    綾峰はいい子になったね。1巻とは別人じゃないか。

  • 弟はいい子に育ったなあ
    えらいなあ
    頼れる仲間ができることは宮にとっても良いことだと思うな
    兄がほんとにあやしいねえ

  • 仮妻となっての生活でさっそく洗礼を受けた千樹は、己の中に眠る感情や力と向き合うことに。
    ラストは千樹の新たな決意と別れへの切ない展開!
    続刊が気になる終わり方なので、この巻だけでは、ちょっと物足りないカモ。

    でも、自覚しあっても、家臣として一線をひこうとする二人なので、甘さがなく歯がゆい。もう少しラブ度がアップしてから別れの展開が欲しかった。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4295.html

  • シリーズ4作目

  • 絵を成すことがどういうことなのか、と主人公が自覚し始める巻でした。
    修羅場で終わったので続きが楽しみです。

  • いろいろあり、かなり波乱万丈な巻です。
    でもいろいろなことがわかってきて。
    最終的にはハピエンで終わると信じつつも。

  • シリーズ4巻目。刀火の正式な仮妻になったことで起こるやっかみや事件がメインの話。そして刀火のことが好きで大事だからこそ離れようと決意した千樹の想い。けれど千樹が自分の元から離れていくことを無意識のうちに拒む刀火。雅近の態度に苛立ち、突然現れた彼の兄・頼近も怪しすぎるし、千樹にとっては辛い試練の巻だったような気がする。刀火はこの巻あんまり活躍してないし、むしろ弟の綾峰が切なすぎて健気で応援したくなった(笑)刀火のラストの行動にちょっとキュンとなりましたが、次巻では千樹に対してもっと押せ押せで行ったらいいと思うww

  • このシリーズ、正直、ヒーローの印象が薄い。
    弟くんのほうががんばってる気がする。
    絶対報われないとわかってるから応援したくなるのかも(笑)
    今回は、ヒロインが絵でピンチを解決というシーンもなかったので、ちょっとパンチ不足のように感じた。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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