鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041018897

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃ長かったぁー
    なんかねホッサルとヴァンが出会うところまでが僕の中の山場だった

    病の説明が長くて、病気になる仕組みとかがわかってる人には辛いかも
    僕はそこが退屈だった

    ラストもいまいち乗り切れなくて読めなかったぁ
    続きが気になるっ!とはならなかったよ

    あくまでも児童書だった
    中学生高校生あたりにはぴったりな作品だと思う
    とても勉強になるハズ

    いまいち共感できる人がいなかったのが僕の敗因だと思う
    男の人だったらもっと世界に入れるかもしれない

    僕はちょっと楽しめなかったけど、良くできた作品だと思う
    景色の描写が綺麗でこうやって異世界の景色を表現するのかと感心した
    世界がキチンとできている
    描くのは大変だっただろうなぁ

  • 途中で止まると進まなくなる
    物語の内容が難しくて覚えれない

  • ヴァンとホッサルの出会いから疫病の謎が明らかに解き明かされ、またヴァンとユナの身体に起こった変化の理由も分ってくる。ヴァンは最後はイヌたちと共に、森の奥へ去っていく!残されたユナは!謎の時代・場所を背景にしたファンタジー物語は壮大だ。映画、アニメにピッタリのエンターテイメント・ストーリーである。ユナの言葉遣いの文章表記などもいかにもマンガチックで可愛い。下巻ではヴァンの監視役として出会い、お互いに心を開いていくサエ、ホッサルの近くにはミラルなどの女性が魅力的で、彼らとユナの触れ合いもあり、物語りに彩りを添えてくれている。

  • つまらない話

  • 刻んで読んだんでよくわからなかった。
    入り込んだら一気読みするのに・・・。
    この本は自分にはあってなかったのだろう。

  • 悪い小説では無いが、面白いかと言われれば、面白いとは言い切れない。終わり方も中途半端で、続編がある様な終わり方になっている。本屋大賞や、世間の評判だけで、この本を読んで、絶賛してる人の気が知れない。そう言う人は、どんな本を読んでるのかな~?評判の本だから、面白く無いって言う事が怖いんだろうか?世の中には、もっと面白い本が沢山あるのに、、、

  • あらすじ(Amazonより)

    強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。

    ----------------------------------------------------------

    雑誌・ダ・ヴィンチなどでも紹介されていたので読んでみて、読み終わった日に本屋大賞の受賞が発表された。
    が、私にはどうも合わなかった。
    私の読解力に難があったのかもしれないけどね。

    ロード・オブ・ザ・リングやナルニア国物語を思い起こさせる、完全な架空の世界が舞台。
    なので、人物名・国名・一部の固有名詞などが作者の創作なのでややこしい。
    登場人物が多いうえに似たような名前で、後々考えるとさほど重要と思えない人にも名前がついてたりするので、人物相関がごちゃごちゃしてる。
    たくさんの国や民族がでてくるんだけど、その力関係や政治背景がなんかややこしくて、ぐちゃぐちゃしてて、それに加えてたくさんの登場人物がいるから、誰がどこの人でっていうのがわかりづらくてこんがらがりそうになる。
    そういう幾重にも重なった複雑さを頭で整理しながら読まなくてはならなかったので、最後まで物語の世界観に入り込めなかった。
    そのうえ、重複する説明や重複するセリフや不必要と思える描写やテンポの悪いセリフ回しが多くて、全体的なリズム感が合わなかった。
    2巻にわたる長編だけど1巻分くらいの長さで表現できたんじゃないかな。

    黒狼病から生き残ったヴァンとコナ、必死で黒狼病の治療をする医師のホッサル、病をきっかけに表面化する国や民族間の争いなど、テーマとしてはすごく面白いと思うので、その分残念に感じる部分が多かった。

  • 読了。

著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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