- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041019177
作品紹介・あらすじ
真敷市公民館で開かれた奇術ショウ。演目の直後、水田志摩子が姿を消した。自宅で発見された彼女の屍体の周囲には、奇妙な品物の数々が。奇術小説「11枚のとらんぷ」に対応しているという。傑作奇術ミステリ!
感想・レビュー・書評
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奇術クラブのショー最中の失踪から殺人事件へ。ショーの演目からメンバーの書いた小説、そして世界国際奇術会議へと章ごとに舞台が変わる中で明らかになる謎。ロジカルな謎解きはもちろんいつものユーモアに加え奇術愛溢れてて良かった。
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無数の奇術で彩られた贅沢な構成と、丁寧な伏線。
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色んなマジックの手法が書かれているので、マジック好きは楽しめると思う。
マジックにあまり興味がないと、大筋に話を戻してほしいと、途中焦ったくなるが、マジックは事件解決の伏線になるので飽きずに読み進めたほうがいいと思った。 -
騙すより騙さられる方が好み。
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奇術仕立ての中編ミステリー。
騙し具合がとてもお洒落で気持ちよくオチまでよめる
作中作のショートショートがとてもよく、このシリーズでもっと読みたいと思った。 -
ある劇団の奇術ショウ。飛び出す鳩が死んでいたり、氷酢酸をぶちまけたりと予期せぬハプニングが続くその日、最後の仕掛けから出てくるはずだった女性が出てこない。そしてその女性は、マンションで撲殺させられているのが発見され、その周りには小説「11枚のとらんぷ」に対応する小道具が…。作中作「11枚のとらんぷ」単体としてもかなり楽しめます。奇術の物々しさは特になく、興味を持たせる内容。不器用な私にもやってみたいなぁと思わせます。どこまでも読者を楽しませようとする姿勢、まさしくエンターテイナー。まさしく泡坂さんです。
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小説内小説!キーワード?キーアイテム?こういうの好きです。
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40年近く前の本だとは到底思わなんだ。
中程に差し込まれた作中作が、見事。
子供は、不条理だ。
〝アワツマ総合部門ベスト”いいですね!重いというか、好きだから重いと思われたくない‥という気持ちです。
たださん「趣味を超えた真剣さ」まさにまさに、アワツマらしさですよね‼︎
読後すぐよりも、akikobbさんたださんとコメントやりとりした今の方がいいもの読んだなぁという気持ちになってます♪
コメントのやり取りに喜びを感じて下さる、その気持ちがとても嬉しいです。ありがとうございます(^^)
また、語り合うために、...
コメントのやり取りに喜びを感じて下さる、その気持ちがとても嬉しいです。ありがとうございます(^^)
また、語り合うために、まずはあれを読み終えますよー。
しずちゃん!それもいいですね!
「好きだからこそ『長っ』と思われたくない」のわかります。凝ってますよね、この作品。ヨギガン...
しずちゃん!それもいいですね!
「好きだからこそ『長っ』と思われたくない」のわかります。凝ってますよね、この作品。ヨギガンジーの仕掛け本とはまた違った、こだわりを感じます。
たださん
「やりとりに喜びを感じてくださる気持ちが嬉しい」→私も同じ気持ちです♪言葉にして下さってありがとうございます^ ^