スリーピング・ブッダ (角川文庫)

著者 : 早見和真
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年8月23日発売)
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  • 14レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019412

スリーピング・ブッダ (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • それぞれの理由から、僧侶を目指す若者たち。
    理想とは全くかけ離れた地点に着地したけれど、なぜか嫌な感じはしません。ここが最終地点ではないから?

    自分もこれから、人生どんな流れが待っているか判らない…。そう気付かせてくれる一冊でした。

  • 性格も置かれた環境も全く異なる二人の青年が、厳しい修行を経て理想とする宗教の在り方に彷徨する青春パンク小説。
    宗教とは人の道を説くものというのが定義だと思う。ただ、教える側教えられる側ともその真理にたどり着くのは不可能に近い。迷える人を救うのが、結果としてキナ臭い集団に移っていくさまは、現代における宗教の問題点を鋭く突いている。

  • 宗教を扱った小説のレビューは難しい。
    宗教って個人のメンタルの深部に大きな影響を与えているもんやと思っているので、変に評価すると読む人にとって触れたらアカンとこ不用意に触れてしまう可能性もあるし…

    そら、オ○ムみたいに毒ガステロ起こすようなことをする団体は絶対アカンと思うけど…

    ってことで、この本も「宗教ってなんなん?」がテーマなんで、そこ触れずにレビューは難しい。でもこの本読んで考えさせられることはいっぱいあった。

    ラストは秀逸、せやねん。信心って各自が持っているもんで、自分に直接実害を被ることでもない限り、他人の信心を批判とかしたらアカンもんやと思う。

  • これほどまでに生きること死ぬことを考えながら読む本はない。仏門の奥で犇めく煩悩や欲が人間らしく、考えさせられた。仏門だけどパンク!

  • 【装幀・デザイン】
    西村弘美 やまだないと
    【あらすじ】
    敬千宗の大本山・長隠寺に2人の若き僧侶が上山した。北陸の古寺の跡取り、小平広也。バンドでプロを目指すも挫折し、「安定」を求めて仏門を叩いた水原隆春。対象的な2人は、厳しい修行を通じてさまざまな現実に直面する。いまだに続く世襲制、先輩僧侶たちのイジメ、欲にまみれた夜遊び……。やがて彼らはある決意を胸に行動を起こす。そして待ち受ける衝撃の結末とは。生きる意味を問いかける、熱き男たちの青春パンク小説!

  • 寺の跡取り息子と元パンクバンドのギタリストという2人が主人公。

    宗教とは?を常に考えながら、人を救う術を模索していく。考えても答えがでない、壮大なテーマ。

    設定もそうだが、ストーリー展開も意外性があり、深さもあって結構だった。

  • 高校生が永平寺と思われる総本山に入門。修行の末、自分たちの寺を持つが、新興宗教っぽくなっていく。救いは叶えられるのか?という主題で書かれているが、最後は納得できない。

  • スリーピング・ブッダ=涅槃仏?
    この題名なのに青春パンク小説ってどういうことなんだろう?

    そんな疑問を持って読んだが、青春パンク小説という言葉からはイメージできない重めの内容だった。
    雲水の2人を通して人生観や宗教観が語られている一冊。

  • 何だかよくわからなかったが、面白かったかも。
    この題材で最後まで、一気に読ませるのは、かなり傑作ということか?宗教を理解するのは難しい。カルトになるのは、同意できないが。

  • 何となく気になって読んでみたのだけども、やはり宗教って題材は難しいな…
    読み終わった後にスッキリしないものが残るのがどうも残念

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