心霊探偵八雲9 救いの魂 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1300
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019450

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ9作目。
    警察を辞めた後藤も、結局のところはこれまで同様石井や宮川、真琴などと一緒に捜査していた感。
    八雲の心持ちが変化している様がよく分かる。
    そして美雪がやはりかんでいて、危険な香り。八雲の眼は大丈夫だろうか?

  • 今回も楽しかったー!
    だんだんページ数が多くなって本が分厚くなってる気が笑
    なんだかあとちょっとで終わりそうな雰囲気。

    今回は八雲の高校の同級生が出てきた。
    中学生の時にある事件がきっかけで、後藤と絡みだしたようなので次回くらいでその話が出てくるのか?

    続きが楽しみでもあり、終わってほしくないなーとも思う!

  • 再読。
    後藤さん警察辞めてからの方がいい感じ。
    石井さんもいい感じだし。
    再読してからというもの、以前は気にならなかった後藤さんの警察官らしからぬ言動の数々が本当に気になって、全然話に感情移入出来なかったんで…。

    そのまま10巻に行きたいところだけど、発行順から行くと次はアナザーかな。

  • 登場人物みんなが最初より少しずつ変わっていって、お互いの信頼がどんどん深まっているのを感じた。
    愛ゆえに人は過ちをおかしてしまう。普通の日常の一歩外側には、思いもしないことが溢れているのだろう。

    ぼくにとって、その声が、光になった・・・・・・呼んでくれて、ありがとう

  • 高校時代の八雲に
    「自分も霊が見える」と公言していた
    クラスメイトの蒼井秀明。
    そんな彼の妹・優花がある日
    暴漢によって意識不明の重体を負う。
    病室の枕元に立つ犯人の霊を見た
    という秀明の申告は当然ながら
    警察に信じてもらえない。
    一方、優花は八雲のもとに幽体で現れ
    「救って欲しい」と言葉を残す。

    このまま長く本体に戻れなければ
    優花は本当に死んでしまう。
    八雲は晴香らと一緒に調査を始める。
    そして犯人と思われていた男が
    自殺していることを突き止めるのだが…。

    「本筋」の続きは2年ぶりじゃない〜♥
    今回も、安定して面白かった。
    ちゃんと話が前へ進んでいるので
    八雲君が変わっていってるのを
    見るのは楽しいけれど
    作者さんの中では着地点も決まっているのかな。

    上司が後藤さんじゃなくなって
    寂しいながらも自力で頑張る石井刑事。
    この人も少しずつ力をつけています。
    精神的にね(体力は…)

  • だんだん、推理ものっぽくなってきた!

  • #読了 #神永学 #心霊探偵八雲 #角川文庫

  • 幽霊とかそういう作品は苦手だか、唯一読み続けている作品。
    ただ恐怖があるので一人の空間では読めないが…

  • 神永先生は筆が早い割に安定した作品が多い印象。話の緩急が上手く、読みやすい。(個人の感覚だが)本作も中々。
    シリーズ初めに比べ、八雲の周囲の人間への描写が多く、登場人物の成長が感じられた。
    やや残念なのは、シリーズ全体でのキー役が少々ぞんざいに扱われている点。続編ではもうちょっと絡めて欲しいなあ。

  • 登場している人物たちがどれだけ成長しているのか、わかる巻。絆がきっと彼らを導いてくれる・・・そう、願う

著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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