燻り (角川文庫)

  • KADOKAWA (2016年9月24日発売)
3.04
  • (4)
  • (8)
  • (26)
  • (6)
  • (4)
本棚登録 : 205
感想 : 18
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041019481

作品紹介・あらすじ

「ええな、抜け駆けと裏切りはなしやぞ」便利屋を生業とする長尾のもとに、ある社長令嬢の不倫現場を隠し撮りしたビデオが持ち込まれた。旧知の総会屋と手を組み、長尾は一獲千金をもくろむが――(「地を払う」)。拳銃を運ぶチンピラ、盗品を売りさばく骨董屋、パチンコ店を強請る2人組。関西の裏社会でくすぶり続ける男たちが、9つの事件を巻き起こす。哀しくも愛すべき悪党たちを直木賞作家が描いた、出色の犯罪小説集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  黒川さんの短編集。黒川さんは良い作家さんだと思うのだが、短篇になると、やや物足りなくなります。
     いろいろと悪い奴らが登場して、結末は良い方向には行かず、捕まったりします。正直言って、この小説は最後まで読んでいません。花村萬月さんの『たびを』という上下段の1000ページ超えの大作と同時進行で読んでいたのですが、『たびを』にたいする欲求にはとうてい敵わず、半分くらいで断念です。
     また機会があれば読んでみようかなと。

  • どの話も読みにくくて自分には合わなかった。

  • 黒川さんは短編もいいけど、やっぱり長編のほうがすき。

  • P288

  • 短編集
    2020.07.読了

    他の作家の短編集は読まないが黒川博行先生は訳が違う!
    ぜったい読むべきエンターテインメント!
    骨董や絵画の勉強にもなる(笑)たまに麻雀(笑)
    本当に後悔なくあー、今度も読み終わっちゃった。。。と残念に思ってしまうぐらい好き

  • カバーの干物がよろしいな

  • オチに気づかず、ブツって終わってしまう。。。

  • 「ええな、抜け駆けと裏切りはなしやぞ」便利屋を生業とする長尾のもとに、ある社長令嬢の不輪現場を隠し撮りしたビデオが持ち込まれた。旧知の総会屋と手を組み、長尾は一攫千金をもくろむが―(「地を払う」)。拳銃を運ぶチンピラ、盗品を売りさばく骨董屋、パチンコ店を強請る2人組。関西の裏社会でくすぶり続ける男たちが、9つの事件を巻き起こす。哀しくも愛すべき悪党たちを直木賞作家が描いた、出色の犯罪小説集。

  • 黒川さんの新作と言う事で読む!軽いタッチの短編9作でどの作品も燻る犯罪の内容で最後はデカに捕まって終わり深さに欠ける。直木賞をとる前の国境の様な桑原(スーパーヤクザ)が活躍する長編を期待する。

  • 2016 11 16

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒川博行の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×