犯罪者 上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.21
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本棚登録 : 458
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019504

作品紹介・あらすじ

白昼の駅前広場で4人が殺害される通り魔事件が発生。犯人は逮捕されたが、ただひとり助かった青年・修司は再び襲撃を受ける。修司は刑事の相馬と、その友人・鑓水と暗殺者に追われながら事件の真相を追う。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は初読み。
    『相棒』などのテレビドラマの脚本家ということだが、その面目躍如ともいえるストーリー展開のエンタメ。
    通り魔殺人事件あり、企業の反社会的行為に隠蔽工作あり、幼児を襲う奇病あり、産業廃棄物の不法投棄問題あり、さらに様々な人物が入り乱れ、息を持つかせぬほどの目まぐるしい場面の連続に、たちまち物語の虜になった。
    著者にとっては、この作品がデビュー作らしいが、とてもそうとは思えず、やはり脚本家での経験のなせる業か。
    通り魔殺人事件の生き残りの少年、警察内で浮いているはぐれ刑事と元テレビマンの友人、この三人が、時には巧妙なブラフ、時にはとぼけたユーモアで、謎を究明すべく事件を追いかける。
    目まぐるしい展開に、下巻も楽しみ。

  • 怒涛の展開とは、まさにこの事!二転三転して物語が繋がっていく感じ、大好物でした(*`・ω・´)油断できない!まさに窒息寸前!笑 ちなみに、実写化する場合、修司は必ず二宮和也でお願いします。笑

  • 読み終わった、ウソ(;´Д`)
    読み進まなかった⤵︎ ⤵︎

    画面がコロコロ変わる
    急に新しい登場人物が出てきて、後から人物説明が入る
    中心となる人物が多い
    説明が長々と続く
    こ難しい言葉が繰り返し出てくる(ex.胴間声)

    …と、自分好みでない書き手さんでした。
    半分以上頑張ってみたけど、眠気に勝てず、内容も入ってこず、こりゃダメだと断念。

    • ことぶきジローさん
      同じく、斜め読みでお茶を濁しました。どこが面白いのかという感じ。
      同じく、斜め読みでお茶を濁しました。どこが面白いのかという感じ。
      2017/11/07
  • 白昼の駅前広場で起きた通り魔事件、幼児を襲う奇病…メルトフェイス症候群、関係ないと思われていたこの二つの出来事が下巻でどんなふうに繋がっていくのか、期待大!
    相馬・鑓水・修司の3人がどうやって真相を突き止めるのか?
    上巻中程から少しずつ繋がりの兆しが見え隠れしてはいるが、ここから下巻440ページが控えているので二転三転しそうな予感!
    ミステリーという枠に止まらず、企業のあり方、一人間として、大人として…様々な問題にどう向き合っていくのか、どう責任を取っていくのか…社会に対し大きく問いかけていく姿勢の見えるこのような小説、好きです!
    子供を持つ親として幼児の奇病絡みのストーリーは些か心苦しさを感じますが、めまぐるしい展開やストーリー性、読み応えは充分!
    最近読書の時間があまり取れず一気読み出来ないのが本当に残念と思える作品。
    下巻もとても楽しみ!
    作風は違いますが、社会に対し問題提議をしていく辺り、その社会の一員である自分が小説を通し何か考えさせられる辺り、なんとなく薬丸岳さんと似ているのかな?と個人的に思っています。
    好きな作家さんとして名乗りをあげるかも…笑

  • 幻夏を読んで大ファンになった太田愛さんの作品。
    どうやらこちらの犯罪者が先に発売されていたようで、順序が逆となってしまいましたが、幻夏の登場人物たちはこうして出会ったのか、と知ることができました。
    内容は本当に最高です!!!
    どうしたらここまで思いつくのだというような展開、各登場人物が持つ役割、隙のないストーリーに感激でした!!

  • 久々にものすごい小説を読んだ。社会派要素、サスペンス、謎解きが盛り込まれ、登場人物もたくさん出てそれぞれ細かいところまできっちり描写されている盛りだくさんぶりなのに疾走感もすごい。これはこれからも著者買い。

  • 友人に勧められて読みました。
    こういった本ってもうさんざん読んでいるのですが、太田愛はすごい!というのは、描写が細かい。読んでいて飽きさせない。
    登場人物の名前と雰囲気がとてもイメージしやすくすんなりと入ってくるので、頭の中で映像が結びつく感じで、すごく楽しく読み進めることができました。
    意外となかなかいませんね、こういう著者って!すごく面白かった!

  • 文庫版再読。
    もうシリーズとして定着してきた感もあるので。初読の時とは違い、主役三人はまあ無事だろうという安心感があるはずなのに(笑)。それでもはらはらどきどきさせられてしまうのには変わりがありません。圧倒的なリーダビリティ。やっぱり凄い。

  • 太田愛『犯罪者(上)』角川文庫。

    珍しく、斜め読みでお茶を濁した。

    解説で池上冬樹が激賞しているし、レビューの評価は高いのだが、自分には合わなかった。確かに複雑なプロットと謎が謎を呼ぶ展開は分かるのだが…

  • 太田さんが書かれたドラマ『相棒』は見ていましたが、小説を読むのは初めてです。流石に人気ドラマの脚本を書かれていただけのことはあって、癖のあるキャラの作り方や、映像が思い浮かぶみたいな場面の描き方が上手いなあ。積み上げられていくエピソードの熱量もこれでもかってくらい凄い。色んな登場人物が繋がって事件の背景も分ってきたのに、更にボリュームたっぷりの下巻に続くなんて、まだ、これ以上の何かがあるんですかね?わくわくしながら下巻に突入します。

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著者プロフィール

香川県生まれ。1997年テレビシリーズ「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。「TRICK2」「相棒」など、刑事ドラマやサスペンスドラマで高い評価を得ている。2012年、本作『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。13年には『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補となる。17年には3作目『天上の葦』を刊行。

「2017年 『幻夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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