犯罪者 上 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年1月25日発売)
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本 ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784041019504

作品紹介・あらすじ

白昼の駅前広場で4人が殺害される通り魔事件が発生。犯人は逮捕されたが、ただひとり助かった青年・修司は再び襲撃を受ける。修司は刑事の相馬と、その友人・鑓水と暗殺者に追われながら事件の真相を追う。

感想・レビュー・書評

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  • 「幻夏」が、評判やったんで読もうとしたけど、「犯罪者」の続編みたいで、先にこれを!
    (順番にこだわるタイプ^^;)
    結構、ページ数あるし、上下巻なんで、気合いを入れて〜!

    通り魔殺人から始まるけど、実は!
    生き残った人に、謎のメッセージを伝える人が!

    また、上巻なんで、ハッキリ分かってないけど、
      この隠蔽体質許すまじ!

    早よ読も!
    早よ読も!

    下巻〜(^-^)v

    • ultraman719さん
      もう!どうにも止まらない〜!
      もう!どうにも止まらない〜!
      2024/02/09
    • nikuさん
      あ、読んでる〜!下巻もお楽しみに♪
      あ、読んでる〜!下巻もお楽しみに♪
      2024/02/11
    • ultraman719さん
      今、ええとこです!今日には、下巻とアップします〜!
      今、ええとこです!今日には、下巻とアップします〜!
      2024/02/11
  •  グイグイ引き込まれます。通勤電車で読んでいますが、朝起きたら早く会社に行きたいなぁ、会社に着いたら早く帰りたい...みたいな。
     すごい小説です。読んでいても次に何が起こるのか全く想像できません。詳細に設定されていて、場面の切り替えが巧みなので映画•TVみたい。それでいて人物描写が丁寧です。

     通り魔の被害者だった修司さん、できる人ですね。若いし、いいキャラです。修司さん、相馬さん、鑓水さんが登場すると、ハラハラ・ドキドキで、楽しいです。
     真崎さん、中迫さんが登場すると、ちょっと暗い気持ちに。
     皆さん生きていてほしいです。

     ただし、違和感というか、これってどうかなと思ったところはありました。それはひとまず横においておき、下巻を楽しみたいです。

     ああ~、本棚登録失敗しました。下巻上巻の順でした。そうしたら、決まったのに、残念。

  • 正義を守る、そのために犠牲になること、それは望んでいたことではないこと、せつない、やるせない。事実を受け止め、向き合い、自分を律する、当たり前のことをするためにどれだけの強さが必要だろう。

  • 4人が殺害される通り魔事件に居合わせ、自分は一人助かったと思いきや、その後執拗に追われ襲撃される。襲撃される理由が全く分からない──

    正体の見えない暗殺者の恐ろしいこと。全身黒ずくめで、強くて頭が良くて、そしてしつこすぎる。これまで小説の中で出会った殺人者の中でもワーストランキング上位に入った。
    感想は下巻にも続く──

    太田愛さんの小説は読む順番、登録順が大事であるとブク友さんたちから聞き、ミスしていたことに気付く(-_-;)。読み直しのために本書を借りた。
    そして上下巻合わせると絵になるように、本の登録順もうまくいったようですε-(´∀`*)ホッ

    • おびのりさん
      正解!
      正解!
      2023/01/24
    • なおなおさん
      おびのりさん、ありがとうございますჱ̒⸝⸝•̀֊•́⸝⸝)
      おびのりさん、ありがとうございますჱ̒⸝⸝•̀֊•́⸝⸝)
      2023/01/24
    • 1Q84O1さん
      なおなおさん『GOTH』をいったので次は『ZOO』にいってみようかなと( ̄ー ̄)フフフ
      その前に予約本ラッシュの残りを退治してまいります∠(...
      なおなおさん『GOTH』をいったので次は『ZOO』にいってみようかなと( ̄ー ̄)フフフ
      その前に予約本ラッシュの残りを退治してまいります∠( ゚д゚)/
      2023/01/24
  • 全て感想は下巻を読んでから…なので短めに。

    この作品は面白い!!ブク友さんのおすすめであり、ひっくり返る程面白いとあったが本当にその通り。上巻を読み終えて、中だるみなんてものがなかった。中盤にストーリーの流れが見えた気がしたが何のその、んなわけあるか。下巻と合わせて1冊半の頁を残して先の展開をすんなり教えてくれるはずがない。次々とシーンが切り替わって、事実が分かってきて頁を捲る手が止まらなかった。多数の人物の視点で、感情移入するからドキドキして非常に忙しい笑。

    政治とか大企業とか権力とか、そういう物が絡んだ裏社会は結構何でもありな怖い世界なんだと思う。

    • yukimisakeさん
      アンシロさんこんばんは♪
      遂に読了されたのですね!良かった、楽しんで頂けて!
      本当に共感しかない感想です(^^)
      下のレビュー、楽しみにして...
      アンシロさんこんばんは♪
      遂に読了されたのですね!良かった、楽しんで頂けて!
      本当に共感しかない感想です(^^)
      下のレビュー、楽しみにしてます(*^_^*)
      2023/12/09
    • アンシロさん
      yukimisakeさん、おはようございます。

      他の全てを疎かにして、読書に夢中になってしまいました。会社の駐車場で「ちょっと読むか」で1...
      yukimisakeさん、おはようございます。

      他の全てを疎かにして、読書に夢中になってしまいました。会社の駐車場で「ちょっと読むか」で1時間、帰りが遅くなったり…寝る前に「あと5分だけ」と気付けば1時間、どれだけ睡眠時間を減らしたことでしょう笑。

      上下巻の区切りが無かったらますますひどい事になっていました。次から次へと面白くて忙しい笑。
      2023/12/10
  • 大ボリュームに圧倒され、読みたくてもなかなか手に取ることが出来なかった作品。
    それが・・・読み始めると、すぐに引きずり込まれ夢中に。
    評判通りの内容に納得しつつ、下巻に突入。

  • 繁藤修司・相馬亮介・鑓水七尾 “幻夏”の前哨戦。
    白昼、駅前広場の通り魔事件から物語が始まる。それは、単純な通り魔事件ではなく、巧妙な暗殺事件の一端だった。
    上巻での情報量の多さ。社会派ミステリとしての問題提起も骨太。主人公三人の相棒感。東京舞台に深大寺に向ヶ丘遊園と、何その絶妙感。
    幾つかのグループの幾つかの思惑が絡み合う。
    下巻に向かう長〜いプロローグなんでしょうか。
    早く読みたいけど、一休みして、下巻へ向かいます。

  • 白昼の駅前広場で4人が殺害される通り魔事件が発生。
    犯人は逮捕されたが、ただひとり助かった青年・修司は再び襲撃を受ける。
    修司は刑事の相馬と、その友人・鑓水と暗殺者に追われながら事件の真相を追う。


    会社の方からお借りした本。

    ひゃー、これはちゃ面白い!!
    もう先が気になって、ページを捲る手が止まらない!


    代議士、大企業が絡む大きな犯罪。
    誰が相手なのかわからないまま、何者かに立ち向かう 相馬、鑓水、修司の三人の連携がたまらない。


    期待大で下巻に続きまーす(*^-^*)
    こりゃ面白い!!

  • 太田愛さん著『犯罪者 上』の概要と感想になります。長い上巻でしたが後半に進むほど、ゾワゾワする展開ですね。

    概要です。
    渋谷で待ち合わせに座っていた修司の目の前で、不審な黒尽くめの人物が四人の男女を手に掛ける。白昼堂々と起きた殺人事件は、修司にとって始まりに過ぎなかった。あれを目撃したばかりに…。

    感想です。
    前半の通り魔殺人事件から展開が一変した中盤は、ん、なんの話?と戸惑う部分はありますが、一つ一つが時系列で繋がっていくことで各々の内面も含めた辛さや強さが滲み出てくる。いやはや、読んでいて重く感じました(^_^;)
    気になって仕方がないので、もちろん下巻も読み進めていきます♪

  • 面白い!
    結構なボリュームなので時間かかるかも…と思ってたけどあっという間。
    登場人物がわかりやすくすんなり入ってくる。というか映像が頭の中に流れ込んでくる。
    予想のひとつふたつ上を行く展開の連続で気付いたら上巻終わってた。

    バラバラだった物事がだんだんと繋がって…このあとどうなって行くのか。
    下巻が楽しみ。

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著者プロフィール

香川県生まれ。「相棒」「TRICK2」などの刑事ドラマやサスペンスドラマの脚本を手がけ、2012年、『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。13年には第2作『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補になる。17年には上下巻の大作『天上の葦』を発表。高いエンターテインメント性に加え、国家によるメディア統制と権力への忖度の危険性を予見的に描き、大きな話題となった。

「2020年 『彼らは世界にはなればなれに立っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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