- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041019856
作品紹介・あらすじ
死者の魂を送る「ツゲサン」を継いだ柊一。京都の大学生、沙織。凶悪事件の容疑者として警察につきまとわれる誠。三人の人生に東南アジアで発生した脅威の感染症が影を投げ、そして異界の扉が開くときが訪れる。
感想・レビュー・書評
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あっけないと感じるほど、あっさりとした終わり方だった。
ある人物の動向に含みを持たせていることを考えると、その人物を中心とした続編があるのかもしれない。
伝奇的要素もあり、安曇が唱える「人類滅亡説」も面白かった。
ただ読みごたえがあるかというと、突き詰めていない分だけ物足りなさが残るかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この話をまだ引っ張るのか。前作のカビもそうですが、このウイルスも必要ですか?もやもやします。
いっその事、新人類対土着の伝承の対決のみにしたらいいのに。
この作者、作品の雰囲気はすごくいいんですよね。もったいない。 -
4月-3。2.5点。
東南アジアで、謎の病気が発生。
日本の片田舎でも、同じ病気なのか。
その村では、「ツゲサン」という、死者送りの風習が。
病気とツゲサンの関わりは。
うーん、わからないことだらけで終わった感。
もう少しはっきり解決して欲しかった。
前作(疫神)との繋がりもはっきりしなかったと思う。
独立作なのかな。 -
死者の魂を送る「ツゲサン」を継いだ柊一。京都の大学生、沙織。凶悪事件の容疑者として警察につきまとわれる誠。三人の人生に東南アジアで発生した脅威の感染症が影を投げ、そして異界の扉が開くときが訪れる。