誘神

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 25
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019856

作品紹介・あらすじ

死者の魂を送る「ツゲサン」を継いだ柊一。京都の大学生、沙織。凶悪事件の容疑者として警察につきまとわれる誠。三人の人生に東南アジアで発生した脅威の感染症が影を投げ、そして異界の扉が開くときが訪れる。

感想・レビュー・書評

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  • あっけないと感じるほど、あっさりとした終わり方だった。
    ある人物の動向に含みを持たせていることを考えると、その人物を中心とした続編があるのかもしれない。
    伝奇的要素もあり、安曇が唱える「人類滅亡説」も面白かった。
    ただ読みごたえがあるかというと、突き詰めていない分だけ物足りなさが残るかもしれない。

  •  この話をまだ引っ張るのか。前作のカビもそうですが、このウイルスも必要ですか?もやもやします。
     いっその事、新人類対土着の伝承の対決のみにしたらいいのに。
     この作者、作品の雰囲気はすごくいいんですよね。もったいない。

  • 4月-3。2.5点。
    東南アジアで、謎の病気が発生。
    日本の片田舎でも、同じ病気なのか。
    その村では、「ツゲサン」という、死者送りの風習が。
    病気とツゲサンの関わりは。

    うーん、わからないことだらけで終わった感。
    もう少しはっきり解決して欲しかった。
    前作(疫神)との繋がりもはっきりしなかったと思う。
    独立作なのかな。

  • 死者の魂を送る「ツゲサン」を継いだ柊一。京都の大学生、沙織。凶悪事件の容疑者として警察につきまとわれる誠。三人の人生に東南アジアで発生した脅威の感染症が影を投げ、そして異界の扉が開くときが訪れる。

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著者プロフィール

1961年、愛媛県生まれ。京都大学理学部動物学科卒業。セガ・エンタープライゼスなどゲーム制作会社に勤務。2001年 『長い腕』 で第21回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。2012年、続編の『呪い唄』を刊行後、『弔い花』 『疫神』 『誘神』 『署長・田中健一の憂鬱』 と精力的に執筆活動を続ける。本書は、著者の郷土愛が詰まったお仕事ミステリー第3弾。

「2021年 『明日に架ける道 崖っぷち町役場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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