警視庁文書捜査官

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019887

感想・レビュー・書評

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  • ドラマが面白かったので原作読んでみました。
    だいぶ設定変わっているんだなぁと。
    原作も面白いですが、ドラマが印象強くてちょっと違和感ありました。

  • 普通の警察ものと異なる切り口が面白い。
    が、少し出来過ぎだとも思った。

  • 如月塔子シリーズの合間に手に取りました。こちらもドラマ化されていると今更知りました。私は十一係(塔子の)シリーズの方がやはり好き。一つの能力に秀でているのは悪くないけれど、やっぱり地味でもコツコツ積み上げていく人達に魅力を感じます。文字を通して見えてくる事件の真相。過程としては面白かったのですが、やっぱり格闘系弱いのが玉に瑕。最終的に助けられたうえに逃げられてるので続編もゆっくり追いかけようと思います。

  • 「文書捜査官」という専門は面白いけど、読みながら「?」と思うことしばしば…他の方が言われてたけど「戦力外捜査官」と色々ダブる…☆☆

  • シリーズ化するなら無難なデビュー。
    しかし、タイトルから連想される文章捜査官独特の特異能力?みたいなものは捜査ではいっさい発揮されていないのが残念でした。

  • 感想
    いわゆるよくある刑事ものの小説ではなく、現場に残されたメモを頼りに推測を重ねて、真相を暴く新しいタイプの警察小説。と思ったのだけど、文書解析班もガンガン捜査に参加するのね。まぁ、そうしないと話が盛り上がらないか。

    鳴海のオタクで何処か的外れなやり取りなどから一気に真相に迫るところが面白い。

    あらすじ
    刑事で捜査一課に配属されたが、文書解析班というよく分からない部署に配属されて不満を持っている矢代と、年下で文書心理学を学んでいた女性上司の鳴海警部補が、事件解決に向けて動き出す。

    殺人現場から見つかったメモを元に、被害者宅や第二の殺人現場を見つけ出し、活躍する。いずれ文書解析班が事件のスジを明らかにしていく。

  • 2020年8月から第2シーズンが始まったドラマ「未解決の女」の原作シリーズの第1作。ドラマは登場人物の設定を変えているんで、そこはいいんだけど、事件自体が・・・ 正直第3章までは結構面白かった。先日読んだ第5作は最後まで面白かったし、他の作品も読んでみよう

  • 5月-4。3.5点。
    シリーズ第一作。捜査一課の中にある、文書捜査班。
    連続殺人発生、英語カードの暗号らしきものが置いてある。
    暗号解読、文書解読にと活躍する班員、女性警部補。

    意外と面白い。一気読みした。
    テイストは少し昆虫捜査官に似ていた。
    次作も期待。

  • ドラマ化された作品ですが、思ったほどでは・・・

    それ他の捜査班でも気付くでしょ、と思うことも多いです
    文書からヒントを得て、そこから推測に至るわけですが、その過程に明確なロジックがなく説得力に欠けます

    扱っている事件も決して軽くはなく、主人公2人が抱えるものもあるのに、感情表現が乏しいせいなのか、とにかく軽く感じてしまいます

    結末も、蒔いた種を無理矢理回収したような感じで、正直いまいちでした
    ネタはいろいろ仕込まれているので、続編では違ってくるのでしょうか?

  •  捜査の前線でバリバリ仕事をしたいと本庁にやって来た巡査部長・矢代、その上司で警部補の鳴海。捜査第一課科学捜査係文書解読班での仕事は、毎日のように、資料の山をひたすら分類すること、やりがいを見いだせず、腐り気味の矢代。しかも上司は年下の女性。
     そこにある殺人事件の捜査協力の依頼が来る。張り切る二人。人が書く文書からいろんなことを導き出すというのが鳴海の特技。心理学の観点などから突然ひらめき、そして事件を解決に導いたストーリーが面白かった。

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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