ピーナッツと谷川俊太郎の世界 SNOOPY&FRIENDS
- KADOKAWA/角川書店 (2014年7月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041019993
感想・レビュー・書評
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スヌーピー×谷川俊太郎。
スヌーピーの哲学的な名言たちに添えられる素敵な詩。
心に残る本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ピーナッツは、スヌーピー、チャーリーブラウン、ウッドストックなどのキャラクターが登場する漫画のタイトルです。ピーナッツの作者はシュルツさんで、谷川俊太郎さんが、日本で最初に翻訳を行いました。この一冊を読むと、登場するキャラクターの個性や関係性もだんだんわかってきます。1ページごとの谷川俊太郎さんの解釈も素敵です。そして、スヌーピーがなんといっても可愛い。ときどき深いことも言っていたり…
(生命理工学コース M2) -
自分が決して英雄になれないだろうってわかってるのってどんな気持ち?
HOW DOES IT FEEL TO KNOW THAT YOU WILL NEVER BE A HELO ?
自分は今まで『ピーナッツ』を舐めていた。
アメリカンな子供向けの内容で、自分には全く響かないと思っていた。それが、こんなに哲学的な内容だったとは。
「ボクのぬりえの青空を全部ぬらせてやったのさ」
「どんな人生にも他のどの日よりも幸せな一日があるってことね、そうでしょ?ーーもうその日が過ぎちゃったらどうする?」
「ほんとのこころの底の底で自分がゼッタイ英雄になれないってわかってるのはどんな気持ち?」
ページをめくれば、毎回ハッとさせられ、さらに、クスッと笑えさせられもする。『ピーナッツ』、読みたい。間違いなく私の人生を変える本になり得るだろう。 -
PEANUTSはクスッと笑える日常の漫画の中に、人生の名言が散りばめられてるなあと感じる。
深い。やはり深い。
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『PEANUTS』の名言集みたいな感じの本。見開き2ページで4コママンガがひとつずつ。ゆるい感じでパラパラめくって読める。
読んでいると、登場するキャラクターたちはとても個性的。小学生くらいのように見えるのに、妙に哲学的というか人生に関することを話している。何歳なんだろう?
自分はシュローダーとウッドストックが好き。5セントの「心の相談室」で患者をぶった切るルーシーも面白い。
マンガのセリフは英語だけど、日本語訳もついている。もしかして、英語の勉強になる? -
GOOD GRIEF!
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遅咲きのスヌーピーフリークを「いい歳をして…」などど揶揄する輩に対して谷川俊太郎は黄門さまの印籠のような威力があると思っている。だってそうだろう、シュルツ氏の哲学性に谷川先生の詩的なエッセンスが加わればシンプルな4コマ漫画は悩める大人たちのためのシュールなファンタジーへと変貌を遂げるのだ。
で本書、メンバーそれぞれの「これぞ」と言う自己紹介的なダイジェストとそれに添えられる谷川先生のピーナッツ愛溢れる手紙が素晴らしい。
えっ?そんなに好きだから髪形をチャーリーのようにしてるのかって??…
大きなお世話だ(-_-;) -
Books aren't everything!
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2015.12 市立図書館