PSYCHO-PASS サイコパス (上) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 464
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020357

感想・レビュー・書評

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  • 「サイコパス」のノベライズということで気になって購入。
    深見真の著書は何冊か既読であり、サイコパスのアニメも楽しんだ一読者として忌憚ない意見を述べれば十分楽しめた。他のレビューではからい意見も多く、文章がただの説明文という厳しい見方もあったが、むしろこの作品には極力無駄を排して贅を削ぎ落したストイックなこの文体がよく合ってたと思う。
    アニメのダイジェスト版と言ってしまえば否定できないが、朱の咬噛への「いささか鋭すぎる気がした。この人がナイフなら鞘まで切ってしまいそうだ」という第一印象、雑賀の講義を受けた帰りに咬噛に服装を褒められるアニメにはないアドリブ、宜野座視点で回想される咬噛と宜野座の出会い、同じ課の仲間たちへの縢の心情など、アニメでは描写しきれなかった痒いところに手が届く掘り下げも行われていてファンならにやっとできる。
    六合塚の性的嗜好や弥生の葛藤など、ノベライズで初めて明かされるプライベートも多い。
    槙島の愛読書のタイトルにも言及されており、「あらかじめ裏切られた革命」など、その都度の状況や進行する事件との関連性を考察するのも知的な興奮を覚える。

    ノベライズは主に朱視点で進むが、宜野座や咬噛の視点にも飛び、より群像劇として個々のキャラクターのドラマが引き立っていた。
    朱→咬噛の複雑な感情や微妙な乙女心、政隆と宜野座の親子間の確執にも描写が割かれており、前述のコンビに思い入れがあるなら是非読んでほしい。

    ラスト、麦畑で咬噛と槙島が対峙するシーンの文章の美しさは必見。
    神話のような壮大さで、この作品の幕引きにふさわしい。

  • 近未来の警察アニメのノベライズ。細部まで緻密に計算された設定は見事。次々と起こる事件が少しづつ繋がりを見せて行く展開と迫力のあるアクションシーンの描写が面白い。

    舞台は22世紀の日本。潜在的な犯罪者は犯罪係数により判定されるという過剰なまでの犯罪抑止システムに支配された社会。潜在犯を取り締まる執行官と監視官…そんな中で次々と起こる極悪非道な殺人事件…事件の背後に居る悪の正体は…主人公の監視官・常守朱のもとで、常に前線で悪と対峙する執行官・狡噛真也の過去とは…

    ノベライズは、あの傑作『ゴルゴダ』を描いた深見真。

  • ■近未来の警察機構を描く大ヒットアニメのノベライズ待望の文庫化!!!

    西暦2112年。人間の心理・性格的傾向を数値化し、犯罪係数が上昇すると≪潜在犯≫として捕らえられるようになった世界。システムを維持するために集められた刑事たち――潜在犯でありながら捜査の前線に立つ猟犬≪執行官≫と、キャリアであり執行官の手綱を握る≪監視官≫。新人監視官・常守朱は特殊拳銃≪ドミネーター≫を手に現場を駆ける。本書には、朱たちに立ちはだかる男・槙島聖護の内面が垣間見える追加シーンも加筆。

  • アニメを見ずに小説だけ読んだクチだ。
    アニメを見ずとも、内容を把握することができて良かった。アニメのノベライズとしては良い出来だし、面白かった。(ノベライズにいい思い出が無いもので)

  • アニメをなぞりすぎてオリジナル要素はない。文章ももうちょっとSFチックな感じがいいなあ。

  • アニメを全て観終わったのでその補完に。
    ストーリーほどんどそのままですがキャラクターの細やかな心情描写が嬉しい。アニメのストーリーをもう一度おさらいしたい方にはオススメします(`・ω・´)
    ライトノベルっぽくて読みやすいです。

  • 27.5.2

  • アニメ視聴後購読。

    アニメを見ずにこれだけを読むと少々物足りないかも。台本を読んでいるような気分に。良くも悪くもサラッと読める。
    アニメ視聴後に読むことを勧めます!
    その反面、映像化されていない槙島の心の内やボーナストラックはありがたい。

    下巻に期待します!

  • まさしくアニメのノベライズでした。
    アニメの内容をなぞっているようで、ほぼ違和感なく読めました。
    所々アニメのセリフと違うところもありましたが、脚色という程度で邪魔ではなかったです。むしろ、補完されている部分も多くて、アニメではわかりにくかった心の中も少し覗けてよかったです。
    でも、淡々とアニメをまとめているだけ、というような文章のせいで、小説としておもしろいかと聞かれると微妙です。アニメを知っている人は楽しめると思いますが、見たことない人はどう感じるのか気になります。
    ボーナスの縢くんのお話はかわいかったです。ラジオでドラマにしていたものと同じですね。一係の面々の日常が垣間見えて微笑ましかったです。
    11話を1冊でまとめるのは難しかっただろうなぁと思います。

  • この世界観大好き

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著者プロフィール

2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、2002年角川Next賞を受賞。代表作は『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、『ゴルゴタ』、『GENEZ』シリーズなど。『魔法少女特殊戦あすか』原作、『ちょっとかわいいアイアンメイデン』原作、『王様達のヴァイキング』ストーリー協力。TVアニメ『PSYCHO‐PASS』1期、『PSYCHO‐PASS 劇場版』(ともに虚淵玄と共同脚本)にて、ニュータイプアニメアワード脚本賞受賞。TVアニメ『ベルセルク(2016)』シリーズ構成。

「2017年 『バイオハザード ヴェンデッタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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