十字架の王女 特殊捜査班カルテット (3) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 148
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020432

作品紹介・あらすじ

国際的組織を率いる藤堂と、暴力組織”本社”の銃撃戦に巻き込まれ、消息をたったカスミ。助からなかったのか、父親の下で犯罪者として生きると決めたのか――。行方を追う捜査班は、ある議定書の存在に辿り着く。

感想・レビュー・書評

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  • 藤堂率いる国際的犯罪組織と、日本最大の暴力組織“本社”の銃撃戦に巻きこまれ、消息を絶った藤堂の娘・カスミ。助からなかったのか、父の下で犯罪者として生きると決めたのかー捜査班はカスミを捜し出し、藤堂を捕えるため、抗争の鍵を握る男・村雲の行方を追う。捜査のうちに行き着いたのは、ある極秘の議定書の存在だった。

  • グルカキラーって名前はクチナシが仮でつけた名前のはずなのに、なぜ共通認識されているのか。

    ハードボイルド系は、細かい所に引っかかるとよくない。

  • また三人が出会うことはないのかな?

  • 結末の予想が難しい激しい展開が続く中で、最終巻になって明らかになる物語の鍵はマッカーサー・プロトコル。
    反社会的勢力を題材に取り上げることが多い大沢氏らしいスケールの大きなアイデアだと思います。
    結末はほぼ予想通りですが、だからこそ途中に厳しい内容があっても最後まで読めるのでしょうね。

  • 2017/8/30
    シリーズ最終章。
    再会の含みも残しつつ。
    死んだことにして…ってやられた方はたまったもんじゃないと思うんだが。
    主人公3人があんまり好みじゃないのでのめり込めず。
    バーのマスターが一番好きなキャラだった。

  • 完結編を迎え、チームの結末が最大の関心事だったが、あ~、こうなったのネ。どんな形であれ、次につながる希望を残してくれているのネ。

  • 潜入捜査チームの活躍を描いたシリーズの完結編。
    ホウ、カッコ良す

  • シリーズ最終巻。特殊捜査官、藤堂、本社の三つ巴の戦いにCIAも加わり血と血で争う激闘の末クライマックスへ。カスミ、タケル、ホウそれぞれが友を想うが故に苦渋の決断をするが最後には最高のチームワークを発揮して立ち向かう。ラストは悲しみを誘うがもしかしたらまた再会するのではと思わせることに。いつか新作が出てくれたならと思う。ホウだけの作品も読んでみたい。ホウ最高!

  • いつのまにか出ていた完結編。
    これだよこれこれ、と言いたくなるような大沢小説。
    「マッカーサープロトコル」などという、いかにもありそうなネタ、荒唐無稽に見えていた敵(藤堂)の信憑性の持たせ方、ヤクザやはてはCIAまで出してくる展開のスムーズさ。
    絶対の存在として描かれるカスミの設定も大沢さんらしい。

    正直、1から3まではイマイチだと感じていたけど、この完結編で全部チャラ。面白かったです。

    でもやはり、大沢作品全体とすると、真ん中くらいの出来なのでは。若い子とそれをサポートするオッサン連中、という構造で、作品をどうも当事者風に感じられなかったのが原因か。

    情報機関とかこのあたりを使った小説書きとしては、やはり日本随一だなあ、と思わざるをえない。

  • ようやくこのシリーズの完結。
    ホウとタケルのコンビが、成長してる!
    そして、裏切り者の村雲と彼の所有する秘密を巡って怒涛の展開。
    タケルの家族を惨殺した本当の犯人も明らかになり、カスミの父親も自ら姿を現し、決してハッピーエンドでは終わらないだろうとは思いつつ、最期は一瞬ににして、でもきっと予想はしていたのだろうけど、ラストは一気に散った感じ。

    あぁ、この脱力感。
    それでも、彼らカルテットの続編を早くも期待してしまう。

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プロフィール

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞および第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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