光圀伝 (下) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
4.09
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本棚登録 : 494
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020494

作品紹介・あらすじ

水戸藩主となった水戸光圀。学問、詩歌の魅力に取り憑かれた若き”虎”は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す。そして光圀の綴る物語は、「あの男」を殺める日へと近づいていく――。

感想・レビュー・書評

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  • 義に生きるために、犠牲にしなければならない事。その執着心と覚悟に、どこか人間としての快活さや浪漫を感じる。一生をかけるのだ。そんなモノが自分にはあるか。江戸時代は、生まれながらに身分があり、人生を賭す所業は、今よりもっと明確だった。不自由だったからこそ、迷う自由が無く、義を示しやすかったか。選択肢があるから、私はこれではない、という自分探しに迷う。時代を感じて、やや憧れもして。空想の向きが逸れたが、それも読書の醍醐味。光圀公が義に生きた軌跡とは。エンターテイメント性も保ちながらの秀作である、

  • 天地明察の水戸黄門がどえらいかっこよかったので
    ハードが刊行されたときからもちろん読む着満々だったのに今ごろ文庫で読了

    期待に違わぬ水戸光圀だった
    上司にほしい
    時代小説に興味なくても読めると思う

    星は5に限りなく近い4
    もっと長くてよかったなと思ったので

  • 助さんを演じてた杉様の方がハマりそうな光圀像!(*_*)
    ホントは諸国漫遊はしていなかったってのは、小学校の時に教えられていたけれど、ナショナル劇場の東野英治郎の水戸黄門のイメージを拭うのは難しい…^^;

  • 治世、親子、夫婦、君臣において、正しい人生、正しい社会とは何かを探求する物語であった。

    正しくも大きくなりすぎてしまった紋太夫。
    佐々、左近が愛おしい。

    人間的なスケールの大きさを見事に描き切った大作で、自分の人生をどう生きるか、反省させられた。

  • 単行本版に同じ

  • これまで歴史小説は戦国・幕末専門だったが、この小説は合戦がなくても抜群におもしろかった。
    特にバラエティに富んだ登場人物たちが素晴らしい。
    水戸徳川家・徳川御三家・将軍家・朝廷・儒学者・歌人など。 光圀は政治の舞台でも、学問・文化の振興でも多くの者と関わるがみな個性豊かで魅力的な人物ばかり。
    読み終わった人はお気に入りのキャラが1人・2人はいたはず。(自分の場合は林読耕斎と「宰相」保科正之)
    「この小説を原作に大河ドラマを」とついつい考えてしまうようなスケールの大きい快作。

  • 本屋大賞、2013年10位。長い、長すぎる。TVでお馴染みの黄門さまとは全然違う暴れん坊で最初はこりゃいいかなと思うのだけど、長すぎる。途中から全く気持ちがついていかなくなっちゃいました。まあ、早いはなしが何をやってるのか状況が掴めないまま何百ページも読み続ける苦行状態にはいりました。

  • 配架場所 : 文庫
    請求記号 : BUN@913@U103@1-2
    Book ID : 80600057941

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002523723&CON_LNG=JPN&

  • 「己の大義を成就せん」と突き進む光圀を描く、冲方版“水戸光圀”一代記。 ―― http://bookmeter.com/b/4041020492

  • 「太平の世」の時代だったのだから、物語が穏便(平坦)に過ぎていくのも、いたしかたないのかも知れないが・・・・
    下巻は年表を読んでいるような気分になってしまった。

    幼少時代から青年時代の光圀に、あれだけの時間を割くのなら、「江戸の大火」「紋太夫の大義(謀略)」をもっと掘り下げたら面白くなったのかもしれない。。。と思った。

    平坦すぎて盛り上がりに欠けてしまった。

    歴史小説は、やっぱり戦国時代かな。

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著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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