金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび (角川文庫)

  • KADOKAWA (2014年9月25日発売)
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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041020654

作品紹介・あらすじ

復員してきた金田一耕助がひらいた探偵事務所に名門・柳條伯爵家の息子が訪れ、その後何者かに殺害された。事件の嫌疑は金田一にかかっているようで……。金田一耕助と明智小五郎、2大名探偵が事件に迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 金田一対明智パスティーシュ第2弾。短篇5話。黒い表紙にあのレイアウトは心躍る(けどやはり時の流れを感じるなあ)。内容はちょっと明智小五郎有利?でちょっと寂しい。

  • 金田一耕助と明智小五郎のパスティーシュ第二弾。
    原作では描かれていない時代や、名前だけ出ていたこと、最後には探偵前の森江氏と出会ったりも。

    やっぱり夢幻なる探偵譚が読みたい。実はあの時代の書物苦手だけども。

  • 【収録作品】明智小五郎対金田一耕助ふたたび/金田一耕助meetsミスター・モト/探偵、魔都に集う 明智小五郎対金田一耕助/物語を継ぐもの/瞳の中の女異聞 森江春策からのオマージュ
     2時間ドラマとは別物。原作のほうを長編仕立てにしたら、もっと面白くなりそうだが。

  • あまりに有名な二大探偵共演のパスティーシュミステリ短編集。ちょっとわからないネタもあったので、原典をしっかり読み込んでおくべきだったかなあ、と反省。
    お気に入りは表題作「金田一耕介VS明智小五郎ふたたび」。ドラマ化していたのを先に観ましたが。全然違うのでどちらが先でも大丈夫! 事件解決後の探偵たちの微妙な気分(笑)にはなんとも同情を禁じ得ない……。

  • 2014/10/04読了

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著者プロフィール

一九五八年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。
一九八六年、「異類五種」が第2回幻想文学新人賞に佳作入選。
一九九〇年、『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞受賞。
代表的探偵「森江春策」シリーズを中心に、その作風はSF、歴史、法廷もの、冒険、幻想、パスティーシュなど非常に多岐にわたる。主な作品に『十三番目の陪審員』、『グラン・ギニョール城』、『紅楼夢の殺人』、『綺想宮殺人事件』など多数。近著に『大鞠家殺人事件』(第75回日本推理作家協会賞・長編および連作短編集部門、ならびに第22回本格ミステリ大賞・小説部門受賞)。

「2022年 『森江春策の災難』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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