中国 無秩序の末路 報道で読み解く大国の難題 (oneテーマ21)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020784

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:302.22A/To57c//K

  • 20150622

  • ジャーナリスト富坂聰さんによる、中国が抱える難題の数々を現地の報道から抉ったレポート。

    かつて中国ビジネスをいくらか齧ったことのある私としては、今でも定期的に最新情報に触れるために書籍を読んだり、現地を訪問したりしています。
    様々な矛盾を抱えた状態のまま伸び続けていく大国というものを、これだけ間近で見られる機会はもうないだろうと思います。

    本書では17件もの実際の事件報道を元に、富坂さんの分析、見解が綴られています。
    特に印象に残ったのは「毒ギョーザ事件」や「期限切れチキンナゲット事件」。
    日本国内ではこれを『外資たたきのための仕掛け』だとする報道も目立ちました。
    これに対して富坂さんは、中国の食品問題はおよそ一週間から十日に一度というハイペースで量産されており、ここから見えてくるのは中国では食の安全が確保されていないということだけで、それ以上のストーリーを見つけようとしても難しい、ましてや『外資たたき』とすることには無理がある、と冷静に分析されています。
    普段なかなか現地の報道に触れる機会がありませんので、こういった分析は大いに目を開かせてくれます。

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=4699

  • 中国は怖い国だ。。
    簡単にパニックを引き起こす中国社会の弱さは、ひとえに社会を抗せ鵜する一人ひとりの中国人が、自分が狙われても不思議でないと考える点にある。

    中国で偽物が多いのは、まだ本問を変えない人が多いから。

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著者プロフィール

1964年生まれ。台湾で中国語を学んだ後、北京語言学院を経て、北京大学中文系に進む。1988年に北京大学を中退後、『週刊ポスト』、『週刊文春』の記者として取材にあたる。2002年、フリージャーナリストとして独立し、中国情勢、中国問題を中心にインサイドレポートを発表している。
1994年、『龍の伝人たち』(小学館)で21世紀国際ノンフィクション大賞(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞受賞。
さまざまなメディアへの執筆活動のほか、テレビ番組のコメンテーターも務める。2014年に拓殖大学海外事情研究所教授に就任。

「2018年 『感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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